吉岡里帆さん主演の「健康で文化的な最低限度の生活」。
始まりましたよ〜みなさん!
「健康で文化的な最低限度の生活」は、柏木ハルコさんの漫画が原作です。
既刊6巻で累計50万部を超えるヒットを記録していることからもわかるように、読み応えがあるのです!
そんな秀作がテレビドラマ化ということは、見応えがあるはず!
では、「健康で文化的な最低限度の生活」第1話
ネタバレしていきます!
目次
ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」第1話のあらすじ
主人公・義経えみる(吉岡里帆)は、かつては映画監督を目指していたが挫折し、晴れて新人公務員に。
4人の同期・栗橋千奈(川栄李奈)、七条竜一(山田裕貴)、桃浜都(水上京香)、後藤大門(小園凌央)とともに配属されたのは、生活保護受給者を支援する生活課。
早速、先輩ケースワーカーの半田明伸(井浦新)から任された担当の数は
なんと、110世帯!
新人のうちにそんなにたくさんの担当を持たなければならないなんて…
それを聞いただけで大変そうです!
ある日、えみるの担当受給者から1本の電話がかかってきて…。
本作は生活保護受給者側も、ケースワーカー側も価値観が多様で、それゆえにリアル。
実際の生活でも、1人として同じ人間はいませんものね!
そんな、様々な価値観が飛び交う生活保護現場を舞台にしたヒューマンお仕事ドラマ、一体どんな内容なのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」第1話の前半部分(ネタバレ注意)
物語は入社式のシーンから始まります。
主人公・義経えみる、才女・栗橋千奈、マザコン・七条竜一、女子力高め・桃浜都、マジメ系・後藤大門、同期5人組。
生活保護現場での仕事がスタートします!
早速現場では、先輩ケースワーカー・半田から生活保護と日本国憲法第25条についてまた、係長・京極大輝(田中圭)からは生活保護費は血税であり、国民のお金を預かっているから責任重大であると説明がありました。
現場でめまぐるしく働く人達の姿と、先輩からの説明を聞いていたら、ドラマを観ているこちらも新入社員の気分になって、緊張してきました!
あるとき、担当の受給者・平川からえみるへ電話がかかってきます。
「私、死にます。」
それだけ言って勝手に電話を切られ、戸惑うえみる。
平川が「死ぬ」と言ったことに対して、先輩や平川さんの親族は
「いつものことだから。」
とあまり気に留めていない様子。
「あの、私はやっぱり死んだほうがいいですよね。」
また平川から電話です。
実際にも役所ではこういった電話があるのでしょうか?
下手に刺激しても良くないだろうし、電話対応も大変ですね!
えみるは食事のときすら、生活保護 ハウツー本を読んだり、
家で大好きな映画を見ているときも受給者のことが頭から離れません。
えみるー!そんなんじゃ身がもたないぞー!
思わず声をかけたくなります。
そんな、一生懸命だけれども実力がついてこず、気持ちばかりが前に出ている頃、係長から
「平川さんが死んだ。」
と聞かされます。
「はっ?」とえみる。
安定と平凡を求めて公務員になったはずなのに、
えみるはが求めた安定は、見るも無惨に砕け散ったのでした…。
ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」第1話の中盤(ネタバレ注意)
平川の件があっても、仕事は止まりません。
次に登場したのは阿久沢正男(遠藤憲一)。
いつもセキばかりしていますが、検査をしても異常は見つかりませんでした。
しかし、阿久沢は1日1食しか食事をしていないと言います。
えみるが自宅へ調査に行くと、冷蔵庫に催告書があり、よくよく話しを聞いてみると、なんと阿久沢は借金があるらしいのです。
しかも3社から借りていて、借金返済に毎月5万円も支払っているとのこと。
それを聞いたえみるは、債務整理をすすめます。
スムーズに相談が進むよう債務整理をするところ・法テラスに予約を入れようとしますが、阿久沢は乗り気ではないようです。
場面は変わり、阿久沢は少し離れたところから、何故か映画館から出てくる人達を見ていました。
来る日も来る日もそれを続けていると、ある日警察に同行されてしまいます。
すぐに釈放されますが、確かに不審者だと思われても仕方ありませんね。
えみるが理由を聞いてみると、「似た人がいたものですから。」と阿久沢。
一体誰に似た人がいたというのでしょうか。
ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」第1話の後半部分(ネタバレ注意)
「阿久沢さん、法テラス電話しました?」
顔を合わせばホーテラスと言うえみるに、
「いい加減にして下さい。」
「これ以上しつこくされると…」かなり困った様子の阿久沢。
そこへ、半田が登場。
しかしまだしつこく法テラスことを言おうとするえみる。
半田が少し強引にえみるが話すのを遮り、阿久沢と話をします。
落ち着きを取り戻した阿久沢は、自身のことを話し始めたのです。
経営の傾いた2代目の会社を立て直そうとして借金をしたこと、生活に困ったこと、会社をたたんで借金だけが残ったこと、妻と別れて娘ともう15年も会っていないことなどなど…。
「過去のことは忘れました。思い出しても仕方ないんで。大丈夫ですから。」
と帰路につく阿久沢。
相手の言い分をうまく聞き出しながら話しをする半田の姿を見せつけられたえみるは、
「法テラス法テラスばかり言っていた」自分を客観視することができたのでした。
えみるの頭をよぎるのは、平井のこと…。
2度とあんな思いしたくない!
心機一転もう一度阿久沢の情報を見直すことにしたえみるは、また違う角度から阿久沢のことをみることによって、映画館で阿久沢が似ていた人がいたと言っていたのは、娘のことかもしれないと気付く。
警察に連行されたというのに、また映画館から出てくる人達を少し離れたところから見ている阿久沢。
阿久沢に駆け寄るえみる。
「似ていた人って、娘さんのことじゃないですか。
まだ過去のこと捨てきれないってことじゃないですか。
まだやり直したいってことじゃないですか。
たった1回の人生です。
じっくり考えて欲しいです。
お願いします!
ちゃんと考えましょう、もう一度やり直しましょう。」
えみるの一生懸命さに負けた形で、阿久沢は法テラスに行き、その結果過払い金があったことがわかり、借金がなくなる上に、150万ほどのお金が返ってくることになりました。
15年間借金に苦しめられてきた阿久沢は本当に嬉しそうで、
「私 これからちょっとずつ先のことを見ていけそうです。なんとかやって行けそうです。」
と満面の笑みで話しています。その姿を見て目に涙を浮かべるえみる。
えみるの瞳の美しさが際立って、余計に感動しました!
前に進むことを頑なに拒んでいた利用者の心を動かし、その結果、保護停止まで結びつけることができたえみる。
ケースワーカーになって早々辛い経験をしたえみるでしたが、その辛い経験を真摯に受け止めたことが、結果的にえみるを成長させた第1話でした。
ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」第1話のまとめ
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第1話で1番気になったのは半田です。
「利用者の立場に自分を置き換えて想像することが大切です。」
というセリフが心に残りました。
こんな先輩と働きたい!
また、第1話を見たことで、このドラマのみどころを見つけました。
それは、「半田のメガネが何回光るか」です。
第1話では、3回でした!
次回は何回光るでしょうか?
ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」
第2話は7月24日(火)夜9時からです!
お楽しみに!
では、「健康で文化的な最低限度の生活」第1話のネタバレはここまで!
最後までご覧いただきありがとうございました。