【インベスターZ】の第10話が放送されました!
第9話は、美雪(早見あかり)の兄・慎二(山本涼介)が投資部を解散させると言い出し、それに抵抗した財前(清水尋也)。
慎二は財前に投資部の存続をかけた投資対決を提案し、2人は投資対決をすることが決定!!
慎二は超手強そうですが、財前も持ち前の投資センスと頭脳で勝負する!
早速第10話のあらすじを見ていきましょう!
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目次
ドラマ【インベスターZ】第10話 あらすじ
第10話:東京を歩き尽くせ!不動産5000万円対決! 後編
5000万円で東京の良い物件を探す、不動産対決が始まりました!
概要のみ聞いてさっさと街へ出た慎二に対し、ちゃっかり審査員に情報収集した財前の方がやや有利か!?
財前、慎二の2人ともそれほど知識がない不動産対決を制するのは果たして…!?
早速ネタバレしていきます!
ドラマ【インベスターZ】第10話の前半部分(ネタバレ注意)
高校生の財前がどうやって不動産を買うのかと思っていたら、祖父が生前贈与で遺産を残してくれることになって、不動産を買うことにした、と不動産屋で説明していました。
しかもその場で考えた嘘!
あったま良い〜!
不動産屋は最初に訪れた物件を見せながら、現金で買うのはもったいないかもしれないと言い、
「こちらまだ非公開なんですが…新築のタワーマンション1億円。
こっち買いませんか?
残りはローンで買えばいいんです、今の不動産は借金をして買うのがベストです。」
とすすめます。
財前はおじいちゃんからお金を引き出そうとしていると察するも、話しに乗ったフリをして、情報収集をすることに。
新宿区高田馬場のタワーマンションに来た財前。
タワーマンションは眺望が抜群で絶対に価値が劣化しない資産価値だそうです。
株や為替は変動が激しく、貴金属や骨董品は品物が少なくあまり流通しない…。
しかしタワーマンションは続々と建設され取引も活発で値段は上がる一方です。
さらに、タワーマンションの品質はどんどん上昇しています。
コンシェルジュがいて、図書館、プール、ジムなど設備も充実しているし、上流社会とのネットワークも生まれるから、入居希望者も多いのです。
でもローンが…と言う財前。
借金を悪だと言う国民は日本人くらいのものだそうです。
世界では、借金なんて当たり前。
だから堂々と銀行に借りに行くんです。
貸さないなら他へ行くぞと、客の方が上なんです。
それに対して日本はまるで逆。
客は貸して下さいと頭を下げる、銀行は貸してやるという態度。
それはリスクに対する考え方の違いによるもので、海外では銀行がリスクを負うもの、借金が払えなくなったら、残りは銀行が責任を負います。
反対に日本では、リスクを客が背負うもの、保証人やら保険やらいっぱいつけられて、コケついたら親族一同で返済するから借金にトラウマがあります。
ですが、今は過去に類を見ない超低金利。
住宅ローンの金利は1%未満になることすらあります。
過去の平均は3.5%、バブル期では8.0%だったそうです!!
住宅ローン控除を考えると借りた方がプラスになる期間すらあるのです。
ガンガンすすめてくる不動産屋に対して財前は、
「つまり、低金利の時に借金をするのはいい投資だということですね?」
と話しを要約し、あとは冷静に
「ここは無理だとして5000万で利回りの良い物件はないんですか?」
と質問します。
すると、
「ズバリ私立名門校のそばです。」
とのこと。
次に港区南麻布に着いた財前。
不動産屋
「賃貸の利回りは空室になりにくいほどいいんです。
エスカレーター式のブランド校の徒歩圏内なら、お受験の際、大きなアドバンテージがあるんです。」
財前:「学校が移転しない限り、常にニーズがある訳か。悪くない。」
不動産屋:「このように、不動産投資をする際は、入居者の顔が見える物件を購入するのがベストです。ニーズのない物件は空き家になるだけ…。」
今見に来ているのは7000万円、不動産屋が値引き交渉をしてくれそうです。
一方慎二は東京の街を眺めながら東京のことを考えていました。
鉄道が出来て、工業化が進んでどんどん拡大していきました。
しかし拡大開発が終わったところに投資する意味はない、目をつけるのはまだ未開発のところ…スクラップアンドビルドで伸びるところ…未来への投資。
東京にそんな穴場的な場所が?
ドラマ【インベスターZ】第10話の後半部分(ネタバレ注意)
慎二は足立区千住大橋駅に降りました。
地価も安く再開発も可能な街、ここなら立ち退きを迫られている町工場のひとつやふたつ、安く買えるかしれない、そう考えたのです。
江戸節句人形を作っているところに話を聞きに入る慎二。
話を聞きに入ったものの、ため息混じりのその態度はなぜ?
一方財前は持ち主に7000万円の物件を5000万の現金で売ってもらえるか売ってもらえないかを聞きに来ています。
持ち主のおじいさんは、現金を出した財前に対し、
「馬鹿者!!子供のくせに札ビラで頬を叩くような真似は許せん!帰りなさい!」
と怒鳴ります。
財前:「馬鹿にしているのはそっちだ。
子供だからと最初からナメてかかった。
だからお金を出したんです。
これは信用してもらうための武器です。
子供でもお金を挟めば話し合うことができる。
お金とは信用そのものなんです。
ただキチンと話したかったんです。」
相変わらず財前は自分の意見をしっかり持って、しっかりしゃべって、気持ち良いです!
場面は変わり、東京・藤田家。
いきなりで少し驚きましたが、いざ、勝負開始!
まずは財前、私立の名門小学校近くにある物件。
築20年の1LDKのマンションです。
売り出し価格7000万のところを、5000万で買って来ました。
利回りは4.9%、立地もいいので売却したとしても大きな売却益が見込めます。
審査員に
「短い時間でそこに決めたのはどうしてか?」
と聞かれると、
「直感です、出会った営業マンも信用できると思いました。ツイてたと思います。」
と、財前。
審査員:「運は大事だ。これも君が持っている証拠だろう。」
次に慎二、足立区の物件約100平米。
江戸節句人形という人形を作っている職人さんに譲ってもらいました。
購入価格は7000万です。
ルールを破ってでも購入した理由は、職人さんと話しているうちに「ここは残したい」と思ったから。
慎二の説明は説得力に欠けるということで、財前の勝利が決定されました。
審査員によればプレゼンが最高のスタートだった慎二が勝つと思ったそう。
財前の物件は当たり前で面白みがなかったと言われてしまいました。
祖父である繁富(大和田伸也)が、慎二に物件を選んだ理由を尋ねます。
慎二:「いい職人さんがいたからです。最初は先細りの仕事を何のためにやってるんだろうと思いました。」
ー足立区の職人のところにて・回想ー
職人:「日本人にとって人形は単なる遊び道具じゃなくて、命があるものとして使われて来たんだよ。
だから、職人はとにかく繊細に作り込んでいく。
それは、人形に魂を込めるような作業だからさ。
でも、先細りという状況に変わりはないんだけどね。」
慎二:「何故、この仕事を続けられるんですか?」
職人:「好きだから、かな。」
ー回想終わりー
慎二は将来への投資、損得を度外視して、好きと言う気持ちだけで没頭している人に出会ったのは初めてだと言います。
ただ純粋に自分の好きな日本の文化を次の世代へと伝えたい、そんな想いだけで、ひたすら人形を作っていたんです。
せっかく充実しているのに、土地の買収で全て奪われてしまうのは見過ごせない。
それで買ってしまった、と。
江戸節句人形という日本の伝統工芸に魅力を感じて、日本の技術を活かして新しい価値を創造できそうだったと話します。
慎二の話を聞き、審査員は「慎二くんの勝ちだ!」と言います。
「感情は論理を超えるんだ!
財前は理に走った、しかし、慎二くんには情熱を感じた!
感動はルールを変える!
人の心を動かしたところに価値は生まれる!」
あらら、財前負けちゃいました。慎二、手強いなあー…。
そして、続いての対決が発表されます。
次はFX対決!!
「インベスターZ」第10話はこれで終了です!
ドラマ【インベスターZ】第10話のまとめ
7000万の物件を5000万で買ってきた財前もかなり凄いと思いますが、慎二のプレゼンには確かに人の心を感じました。
慎二は金に目がないただのカネ金マンかと勝手に思っていましたが、人の心を大事にする青年のようですね、多分ですが…。
それでも、次こそ財前には勝って欲しいと願うばかりです!!
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次回【インベスターZ】第11話は
9月21日金曜日深夜1時22分からの放送です!
来週もお楽しみに〜!