みなさん、とうとうこの日がやって来てしまいました…。
「マジムリ学園」、最終回です。
前回、生徒会を解散させるもう1つの方法「オーナー命令」を出してもらうために、オーナーに直訴することを決めた【華組】メンバーたち。
【荒地】の大掛かりな武器にやられながらもオーナーに直訴することに成功したバラ(向井地美音)。
一方リリィー(小栗有以)は、母親が殺された現場に残っていたカードの持ち主の特定のため、兄の弁護費用のために、カイザー(本間日陽)と契約を結びました。
カイザーから依頼された仕事は卍(瀧野由美子)を倒すこと…。
しかし、リリィーは卍が背負っている哀しみを知っていまいます。
闘う意味を失ったリリィーは、卍に無抵抗のまま負けてしまったのでした。
それでは早速、最終回のあらすじを見ていきましょう!
目次
ドラマ【マジムリ学園】第10話 最終回のあらすじ
第10話(最終回):嵐ヶ丘に花が散る
【荒地】のハカセが作ったネオスタンガンを受けてしまったバラは、入院するほどのケガをしてしまいました。
母親の意向で嵐ヶ丘を去ることなったバラ…。
ヒナの裏切りも含め、【華組】メンバーは散り散りになってしまいました。
初期メンバーのスミレ(倉野尾成美)は、【華組】の解散を提案します。
【華組】はもう、なくなってしまうのでしょうか??
カイザーは【荒地】との全面戦争の準備を進め、リリィーに例のカードの持ち主を告げ…!?
では最終回、ネタバレしていきます!
ドラマ【マジムリ学園】第10話 最終回の前半部分(ネタバレ注意)
リリィーが卍に負けたことが、噂になっています。
スミレ:「バラが嵐ヶ丘を出て行くらしい。
【華組】を結成したメンバーは散り散りになっちゃった。
私だけじゃどうしようもないから…解散しよう。
もう革命ごっこは終わり。」
松葉杖をついて痛々しいバラは、
「ヒナに会えなかったことは心残りだけど…革命起こせよな!じゃあ。」
母親がどうしてもと言うため、嵐ヶ丘を離れることにしたバラを見送るリリィーたち。
実は木の陰に隠れて、ヒナも見送りに来ていたのでした…。
ラマンことエロ先生(横山由依):「みなさん、これが私の最後のホームルームになります。
私はもう大人です。
いつの間にか大人になってしまいました。
大人になると世界が狭くなる。
夢はどんどん小さくなるし、自分の可能性の限界も見えてしまう。
しかし幸いあなたたちはまだ子どもです。
子どもだからこそ自分で限界を決めず、途方もなく大きな夢を見て下さい。
大きな世界を見て下さい。
自由に空を羽ばたいて下さい。
これが先生からの、最後のお願いです。」
うぅ、ラマン。。。大人になった私の心にも刺さりました。
その頃、オーナー命令が出され、もう自分が立候補する権利がないと知ったカイザー(本間日陽)は言葉を失います。
そうです!体を張ったバラの試みは成功したのです!!
ところがカイザー、下を向いたと思ったら高笑いを始め、
「父はどうしても言うことを聞かせたいらしい。」
と言います。
カイザーは立ち上がり、親衛隊に指示を出します。
「私に反抗する不満分子は全て潰す。【荒地】と全面戦争だ、今すぐ準備しなさい。」
リリィーはカイザーに戦争を止めるように意見しますが、カイザーはリリィーの母親の殺害現場に残されたカードの持ち主について話を始めます。
「傑作よ。松本洋次だった。」
リリィー:「どういうことだ!どういうことだよ!」
カイザー:「よくできた笑い話よ。
綺麗事言って、あなたの母親を殺したのは【荒地】の卍の兄。
憎いでしょう?
さあリリィー、あなたは全面戦争を止める?
それとも真犯人に復讐する?
どっち?」
えぇぇぇぇぇぇぇ、卍の兄が犯人??
黙ったまま走り出すリリィー。
どこへ向かうのでしょう??
ドラマ【マジムリ学園】第10話 最終回の後半部分(ネタバレ注意)
【荒地】と丘の上の全面戦争が開始。
リリィーは卍の兄・洋次の喉元を掴んで
「お前だったのか!母を殺したのは!」
と言って殴りかかります。
「あ?なんだよ。」
洋次は蹴りを入れます!
リリィーのパンチ、スカる、洋次の蹴りもスカる…洋次の足を掴みますが、洋次からのパンチを数発もらってしまい、リリィーは殴り飛ばされます!
同じ頃、【荒地】と親衛隊も激しくぶつかっています。
立ち上がったリリィーは、洋次に突進!
殴り合うリリィーと洋次の映像と、【荒地】と親衛隊の戦いとが交互に映し出されます。
リリィー:「何故だ!何故母を殺した!」
洋次:「何のことだよ。」
あれれ?
洋次は本当に知らないのか??
リリィー:「清水ユミコ…知らないとは言わせない。」
リリィーのスカートの裾の百合が映ります。
一方【荒地】と親衛隊の戦地に【華組】も到着。
洋次:「清水?お前ユウタの妹か。」
リリィー:「兄は今、無実の罪で拘置所にいる。お前が犯人だろ!」
洋次:「違う!違うんだって!」
洋次の話によると…
父親の借金を返すために東京でヤバい仕事(運び屋みたいな仕事)に手を出し、そこでリリィーの兄・ユウタと知り合います。
ユウタがそんな仕事をしていることを知ったリリィーの母は、ユウタに足を洗うように言い、ユウタは仕事を辞めます。
運び屋の連中はユウタを消そうと家の中へ忍び込み、その時母親と揉み合いになります。
リリィーの母親を包丁で刺した犯人は、洋次が名前も知らない運び屋の男だったのです。
それを聞いて肩の力が抜けるリリィー。
「母さん…。」
その頃ハカセが新しい武器らしきものを持って
「卍さん、コイツでさっさと戦争終わらせましょー!!」
カイザーは皆が戦っている様を、ボーっと見ています。
洋次:「すまなかった。
ユウタの無実を証明するために、ちゃんと警察に真実を言う。
許してくれ。」
その場を立ち去ろうとするリリィー。
洋次:「どこへ行く。」
リリィー:「戦争を止める。」
【荒地】と親衛隊の戦地に、リリィーが登場!
【華組】、カイザー、卍がそれぞれにリリィーの名を口にします。
リリィー:「私たちは所詮他人だ。
だからこそお互いを理解して許し合わなきゃいけないんじゃないのか!
なのに何で人は上手く生きられないんだ。
みんなただ…幸せになろうとして必死に生きてるだけなのに、争う、喧嘩してしまう。
私たちが止めよう。
小さな街の小さな抵抗かもしれないけど、きっと大きな一歩だよ。
革命だ。
私達が革命を起こすんだ。
今ここから始めよう、私たちは同志だ!」
リリィーが喋っている間、戦いは休止していました。そして、卍が
「何をしてる!戦え!戦え!」
と大声で叫びますが、誰も動こうとしません。
卍は自らハカセのバックをカイザーに投げつけます!
「死ね!カイザー!!」
「やめろ!!」
リリィーは爆発に巻き込まれ、倒れてしまいます。
ここからヒナ(岡部麟)のナレーションが入ります。
ーリリィーが私たちを守ってくれた。
それまるでジャンヌダルクのように気高く、嵐ヶ丘に花と散った。
(楽しそうに学校生活を送っている生徒たちが映ります。)
ここはどこにでもある小さな世界。
争いや揉め事とは無縁の空間。
人々は穏やかで友達は心優しい人ばかり。
空は青く澄み渡っている。
これは、どこにでもある小さな世界の革命の物語だ。ー
顔は見えないけれど、リリィーらしき女生徒が映り、最終回は終了です。
ドラマ【マジムリ学園】第10話 最終回のまとめ
やりましたね!
嵐ヶ丘に平和が訪れました。
【荒地】と親衛隊の戦争シーンは、乱闘している様子が良く出て、見応えがありました。
カイザーはどうなったんだ?
しかし、リリィーの母親を殺した犯人はわかったけれど、犯人を捕まえるまでには至りませんでしたね。
「憎しみは何も生まない」から、もしかしたらリリィーは犯人がわからなくても良かったのかもしれません。
洋次がリリィーの兄・ユウタの無実を警察に話してくれると言っていたので、きっとユウタ釈放され、リリィーと幸せに暮らせる日が来ることでしょう!
ありがとう〜!リリィー!
嵐ヶ丘の皆、お幸せにー!!