ドラマ【健康で文化的な最低限度の生活】ネタバレ第8話〜クズ男の真実…死の病との壮絶な戦い!〜
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「ケンカツ」の第8話が放送されました〜!
前回は働く意欲がないと思われていた利用者が、実は識字障害という周りが気付きにくい障害を持っていることが判明し、担当の栗橋(川栄李奈)が利用者の就職活動に奮闘するというストーリーでしたね。
それにしても生活保護って、本当に色々なケースがあるものですね。
さて今回はどんなストーリーが待っているのでしょうか?
ネタバレに入る前に、まずはあらすじを見ていきましょう!
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ドラマ【健康で文化的な最低限度の生活】第8話のあらすじ
第8話:クズ男の真実…死の病との壮絶な戦い!
えみる(吉岡里帆)担当の利用者赤嶺岳人(音尾琢真)が、過度な飲酒により膵臓を壊し、病院に救急搬送されます。
赤嶺はアルコール依存性ですが、本人は自分がアルコール依存性であるということ、アルコール依存性の恐ろしさを十分理解できていない状態…。
えみるは赤嶺、そしてアルコール依存症とどのように向き合っていくのでしょうか!?
それでは早速第8話のネタバレ行ってみましょう♪
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ドラマ【健康で文化的な最低限度の生活】第8話の前半部分(ネタバレ注意)

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えみるはケースワーカーになってから1年が経ち、仕事が楽しいと思い始めています。
そんなある日、えみるの担当の赤嶺岳人が急性膵炎で病院に搬送され、えみるは病院に向かいます。
赤嶺はICUで大暴れしたそうですが、本人は全く覚えておらず…
急性膵炎の原因はお酒の飲み過ぎでした。
適切な治療が必要な赤嶺。
ところが、シラフに戻っても、
「どこも痛くありませんからすぐ退院します。」
と強く言うため、病院側は治療契約ができない状態。
そこでえみるが
「赤嶺さん、ちゃんと治療していただかないと。これから先も生活保護で良いという考えでは困ります。ちゃんと治して就職に向けてまた頑張ってもらわないと。」
と諭すと赤嶺は
「はい。はい。義経さんがそう言うなら顔立てましょ。しゃーない。」
と渋々治療入院に同意する。
数日後、病院からえみるに電話が入ります。
赤嶺が勝手に退院してしまったこと、アルコール依存性の疑いがあること、膵炎は重症化すると死に至る病気だという内容の電話でした。
え?えみるの顔立てるとか言ってたのに?
えみるは赤嶺宅へ駆けつけます。
「チィーーーーッス!」
ソファに横になったまま口をぐいっと曲げ、二本指をぎゅっと額につける赤嶺。
全く反省の色が見えません。
「何勝手に退院してるんですか。…飲んでます?」
と怒った口調のえみるに
「飲んでないよ〜飲んでるわけないじゃ〜ん。」
と赤嶺。
しかも
「お医者さんからもダメって言われましたよね。」
と怒りながらそこらじゅうに転がった空き缶などを片付けるえみるに
「そうだ、義経ちゃんに頼みたいことがあってさ。」
と1000円を渡し、
「これでやっっすい弁当と缶酎ハイ1本、いや2本買ってきて〜」
と赤嶺。
「買ってくるわけないじゃないですか!」
と声を荒げるえみるに対して
「わっ、塩対応!」
とへらへらする赤嶺。
「お酒のせいで膵臓壊したんですよ。診察も行ってないですよね。」
お、えみる怒りを堪えてます。
「明日行くつもりだったんっっすよ〜。」
な〜んて適当な受け答えの赤嶺。
さすがのえみるも怒っちゃいましたよ〜。
「どうしてもっと真剣に取り組まないんですか?禁酒とか、治療とか、赤嶺さん自身の人生とか!!」
えみるの勢いに赤嶺、タバコをくわえて静かにソファに座っちゃいました。
「聞いてます?」
とえみる。
「俺の人生ね〜。昔は家族がいて頑張ってたんだけどね。みやっていうんだけどさ、これ、家族3人で遊園地に行った時の。楽しかったな〜この時は。」
と言って赤嶺は、写真立てに収まった妻と娘と3人で写った写真をえみるに見せる。
「これ、俺の娘。超かわいいっしょ。家族ができてからはホストやめて、ちゃんと働こうって思ったんだよね。そんでやっとの事で就職したのに、入って1ヶ月も経たないうちにそこの社長が金もってトンズラしてさ。俺だってさ〜、人生投げやりに生きてきたわけじゃない。そう見えるかもしれないけどさ。」
赤嶺は自分の過去について語ります。
「赤嶺さん、禁酒、しましょう。赤嶺さんはアルコール依存症の可能性があります。だから一度禁酒して、体治しましょう。今の赤嶺さんのこと、娘さんが見たらどう思うか考えてみてください。このまま飲み続けたら…」
えみるはなんとか赤嶺がアルコール依存症に向き合うよう説得しようとしますが、
赤嶺:「死ぬ?」
えみる:「あ、いや…」
赤嶺:「あんた似てんだよね。目元が、娘に。なんか今一瞬、娘に怒られてるような気がした。わかった。わたりましたよ。やめる。やめます。」
えみる:「絶対ですよ」
赤嶺:「娘に誓って酒はやめるよ。」
えみる:「がんばりましょう!」
赤嶺:「はいっ」
う〜ん、なんか赤嶺、調子よくないですかね〜。
えみるは、赤嶺が娘のために禁酒すると言ってくれたので安心していましたが、先輩の半田(井浦新)と石橋(内場勝則)にアルコール依存症の人がお酒をやめるのはそう簡単ではないと言われ戸惑います。
後日えみる宛に赤嶺のことで苦情の電話が入ります。
案の定、禁断症状の出た赤嶺は、自宅の壁を殴るなどして騒音をたてて近所に迷惑をかけてしまう。
えみるは同期の七条(山田裕貴)とすぐに赤嶺を訪問。
赤嶺はやっぱりお酒を飲んでしまっていて泥酔状態。
同行した七条にも
「俺の娘に手ェ出してるんじゃねぇぞ」
と絡んでくる始末。
話し合いができる状態ではなかったため、一旦役所に引き上げることに。
えみるはアルコール依存性について知ろうとして、本で調べています。
そんなえみるの姿を見た半田(井浦新)は、知人の金森という美しい女性をえみるに紹介します。
半田の彼女を紹介されたと勘違いしたえみるでしたが、3人が出かけた先は「断酒会」というサークルでした。
サークルのメンバーが自身の状態を発表し合っています。
「ただ酒が好きで、仕事終わりにいっぱい飲んで帰る程度でした。気が付くと手が震えるようになっていました」
「長男が生まれて病院で顔を見たときも、早く家に帰って酒が飲みたいって、それしか考えられませんでした。」
「妻に酒を取り上げられたとき、初めて暴力を振るいました。」
アルコール依存性の状態がとてもリアルです。
金森も、
「お酒を買うお金がなくなって、旦那の財布からお金を抜き取ってお酒を買いいました。
人としてやってはいけないことをやっているとわかっていながらも、お酒を飲みたいという衝動を抑えることができませんでした。
それが旦那にバレると10歳の息子のお年玉からお金を抜きました。
そのとき初めて自分は自分の意思でお酒をやめることができない、自分がアルコール依存性であることを自覚しました。」
と話します。
こんなに綺麗な人が!
その帰り道で、
「金森さんもアルコール依存症だったんですね。」
と言いますが、
「だったっていうか…今もです」
という金森に驚くえみる。
そんな金森にお酒を止められない利用者の話をします。
「お酒を飲まないって約束したのにすぐ破られてしまって…。」
「それは無理ですよ。アルコール依存性は病気だから。お酒に対しては無力になってしまう病気。この病気に完治はないから。でも回服はする。お酒さえ飲まなければ普通の人と同じような生活ができる。そのための有効な手段が断酒会なんです。その人に伝えてあげて。お酒やめたくなったらいつでもおいで。1人で闘っても勝てないよって。」
そう金森に言われて、アルコール依存症の大変さを思い知るえみる。
場面は変わり、飲食店に入ってたえみると半田。
赤嶺が「断酒会」に行くかどうかと不安に思うえみるに、半田は
「まぁ道のりは長いでしょうね。
アルコール依存症の人はなかなか自分では自覚できないですから。
義経さん、断酒につながる唯一のきっかけを与えてあげられるのは義経さんだけなんです。
アルコール依存性と向き合うのは大変な作業です。
その覚悟はありますか?
まずは正しい知識を伝えること。
そして、治療に繋がるよう本人が自分の状況と向き合えるように働きかける。
そうやってつながり続けていくこと。チャンスが来たらそれを逃さないことです。」
とアドバイスします。
後日、赤嶺宅を訪問するえみるですが、返答なし。
心配になったえみるが新聞受けから中を覗くと、倒れている赤嶺を発見!
病院へ救急搬送しながら役所に報告を入れるえみるに、
「義経さん、早速きましたね介入のチャンスが。ここからアルコール治療に繋げるんです!」
とアドバイスする半田なのでした。
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ドラマ【健康で文化的な最低限度の生活】第8話の中盤部分(ネタバレ注意)

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えみるは病院側に膵炎の治療が終わったらアルコール治療に繋げたいとお願いします。
精神科医から
「アルコール依存性ですね。」
と告げられるも自覚がない赤嶺でしたが
「次は命はありませんよ」
と医師に言われ動揺します。
えみるに説得されて、アルコール治療専門の病院に転院することを了承します。
役所に帰ったえみるは、アルコール治療に繋がったことを嬉しそうに係長・京極(田中圭)に報告します。
嬉しい報告のはずが、京極、少し動揺している様子です。
それを聞いていた半田や石橋も、何やら言いたそうにしています。
仕事終わりにアオヤギ食堂で仲睦まじく晩御飯を食べる同期5人。
全員恋人おらず、特にえみるは「私は今仕事に燃えてるの。」としばらく恋人は必要ないみたいに言ってますが強がりかな?
その様子を見ている女将青柳(徳永えり)が阿久沢(遠藤憲一)にこれくらいの年齢の子が変な落とし穴にはまらないかと心配になると言って、阿久沢の娘のことも気にかけます。
阿久沢(遠藤憲一)はうちは大丈夫と自信満々です。
一方阿久沢の娘・麻里は「もうすぐ着くー」と誰かと話しながら夜の繁華街を歩いています。
ん?なんか怪しい。。。
さて後日、アルコール治療の病院にて治療内容について説明を受けるえみると赤嶺ですが、やはりアルコール依存性の自覚がないようで、説明する医師にもとても失礼な対応です。
これは…本当に大丈夫でしょうか?
アルコール依存症を自覚していない赤嶺のことで怒って京極に報告するえみる。
半田と京極はコソコソと話をしています。
京極:「壁にぶつかってるみたいですね。半田さんからも声かけてもらっていーっスか。 義経さん1人だと無理するじゃないですか。 」
半田:「うんー。義経さんなら最後まで粘れると思いますよ。 」
京極:「でも半田さんみたいに器用じゃないスからねー。 」
なぜか眼鏡を取り、
「 自分も、不器用なんで。はい。 」
と半田。
京極:「 え?ちょっちょっ… 」
半田:「 声、かけて来ますね。 」
高倉健さんか〜いっ!
そんなやり取りをしていると、石橋がえみるに話しかけ、別室へ行きます。
石橋:「あー疲れた疲れた、やっと大好きなプリンが食べれますー♪あっ!!どうしょう!えらいこっちゃ!おんなじの2つこうてるやーん。うわー!どなんしたらえーねん。これうっ、1人で2つ食べられへーん!どーしよ考えろ考えろ…しゃーない。しゃーないからもう義経さんにあげます。」
「いやいやいやそんな仕方ないなら…」
とどうぞどうぞみたいな仕草をするえみるに
「んなら捨てます。」
と石橋。
えみる:「えぇっ!?なんで?じゃあ頂きます。」
石橋:「あ、はい。」
さすが吉本新喜劇座長、つかみはオッケー!という感じで引き込まれました!
石橋は自分が若い頃、担当にアルコール依存性の利用者がいたこと、その人が死んだこと、死んだら肩の荷が降りたような気持ちになったこと、それをきっかけに利用者への感情移入をやめたことなどを話してくれました。
そして、アルコール依存者は飲んで死ぬか飲まずに生きるかの二択なのだと説明。
自分は感情移入を辞めたけど、義経さんならできるんちゃいますか、とエールを送ってくれたのでした。
普段長い間話したりする機会がない先輩が向こうから誘ってくれて、不快に思わない程度の時間で今自分が悩んでるケースと似たケースの話をさりげなくしてくれて、優しい先輩ですね。
ちょっと感動しちゃいます。
「あっ、プリン冷めないうちにね。」
と石橋は、ちょっとボケてはけていきました。
あんな先輩いたらいーなー!という気持ちになりました〜。
時は流れ、赤嶺は3ヶ月の入院を経て、回復し退院します。
半田に
「ここからが大変なときですよ。退院後ストレスが飲酒欲求を生み、再飲酒に繋がることはよぉぉぉ〜くあることですから。」
とアドバイスをもらって気を引き締めるえみる。
自宅にある空の酒瓶を見て再飲酒する可能性を無くすために、生活課の職員数人で赤嶺の部屋を片付けることに。
役所の仕事にもいろいろあるんですね!大変だ!
だいぶ片付いた部屋を見て職員に
「ありがとうございます!俺、心を入れ替えて頑張りますよ。それで、いつか、娘に…。」
と言って頭を下げる赤嶺。
いつもの調子の良いフワフワした適当な返事とは違うように見えました。
さすがの赤嶺も心を入れ替えたか…!?
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ドラマ【健康で文化的な最低限度の生活】第8話の後半部分(ネタバレ注意)

https://www.ktv.jp/kbss/