「GIVER」の第9話が放送されましたよ〜!
前回は血の海になっていた事件…姉のことを思い出さざるを得ない状況になり、義波(吉沢亮)が壊れて本来の義波じゃなくなっていましたね。
今回は前回の続き?
それとももっと前の話?
見るまでわかりませんが、(見てもわからないかもしれませんが…)まずはあらすじを見ていきましょう!
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目次
ドラマ【GIVER 復讐の贈与者】第9話のあらすじ
第9話:キャッチャー・イン・ザ・ライ
妻と子の3人暮らしで幸せいっぱいの山崎(丸山智己)。
車に無理矢理押し込まれた山崎は、車中にいた義波に
「返してもらいましょうか…あなたが17年前に殺した遺体を。」
と言われます。
商店街では山崎の息子、瑛輔くんが誘拐され…。
山崎の過去に、一体何があったのでしょうか?
今回は、どんな復讐劇が繰り広げられるのでしょうか!?
それでは第9話、ネタバレしていきます!
ドラマ【GIVER 復讐の贈与者】第9話の前半部分(ネタバレ注意)
男が商店街で子どもの名前を呼びながら、小走りで子どもを探しています。
男に妻から電話がかかってきて、夕飯の話をされ、パンを買って来てと頼まれます。
男は今の状況を言わないまま電話を切ってしまいます。
男に話しかける町田(水橋研二)と安田(ぼくもとさきこ)。
この2人が絡んで来るということは、この男性はターゲット…?
男性に電話がかかってきます。
「瑛輔くんは誘拐しました。返して欲しければこちらの要求に従ってもらいます。」
この声は…義波?
町田:「あっ、あの、山崎さん。お子さん連れてあのっ、男の人…。」
何で名前知ってるの?(笑)
山崎も気が動転してそんなこと気にしてない様子。
地面には子どもの帽子が落ちており、それを手に取る山崎。
すると停車中の車の後ろが開いて、義波、登場ー。
「お待ちしてました。山崎さん。」
町田に殴られた衝撃で、車の中に入ってしまう山崎。
銃を山崎に向ける義波
「休日にすみませんが、ドライブに連れてって下さい。」
義波、ベージュのジャケットが似合っています!
蝉が鳴いている夏の日、山崎の運転する車が停車します。
山崎:「どういうことだ、あんた誰なんだ?瑛輔無事なんだよな?」
義波:「依頼人からは瑛輔くんには心身共に傷を付けるなと言われてます。
あなたが言うことを聞くなら、すぐに解放しますよ。
返してもらいましょうか!
あなたが17年前に殺したエノミチルさんの遺体…」
黙っている山崎は、後ろに女性が乗っていて、
「ねえ、どこに連れてくの?」
と聞いてくる「幻覚」を見て1人焦っています。
それを見て不敵な笑みを浮かべる義波。
山崎:「依頼人は、彼女のご家族か?」
義波:「それは言えません。」
山崎:「どうして、今になって…。」
義波:「ずーっと忘れようとしてたらしいんですけど、最近僕たちに頼って来て。
それで真相を突き止めました。僕たちプロですから。」
山崎:「いつかこういう日が来ると思ってた。私を殺すのか?」
義波:「どーですかねー。」
山崎:「頼む、瑛輔にだけは手を出さないでくれ。これは俺の問題だ。」
義波:「あなたがおとなしく遺体を返すなら、家族の安全を約束しますよ。」
黙ったまま車から降りる山崎。
山の中を歩く山崎と義波。
山崎:「ここだ。」
スコップを渡して義波:「はい、掘り出してー。」
山崎:「瑛輔はホントに無事なんだろうな!?」
スマホで息子の声を聞かせる義波。
瑛輔のことは和樹(渡部秀)と朝美(小野ゆり子)が面倒を見ています。
それなりに楽しそうに、砂場遊びをしています。
朝美:「やっぱこんなのおかしくない?子どもまで巻き込むなんてどうかしてる。あたしここが自分の居場所だって思ってた。んー思おうとしてた。」
和樹:「気持ちはわかるけど、元々俺たちに選択肢はなかった。」
朝美:「ぃや、わかってるけどー。」
義波:「一応聞いといていいですか。何で殺したのか。依頼人に報告しなきゃいけないんで。」
山崎:「証明したかったんだと思う。」
回想シーンに入ります…。
「あの頃の俺は、自分が特別な人間だと思い込んで…まだ何者でもない自分に苛立っていた。
夜の街をナイフ持って歩いては、誰かを殺す自分を想像して、悦に浸る。
思春期に良くある勘違いだ。
ある夜、彼女は現れた。」
エノミチル:「あれ?山崎くん?山崎くんじゃん。何してんの?こんなとこで。」
若い頃の山崎:「別に…。」
エノミチル:「なに?ヒマなの?どっか遊び行く?」
ーエノミチルは当時私が気になっていた、同じ予備校に通う女だった。ー
若い頃の山崎:「あっ、あ、あそびっ。」
エノミチル:「まぁ行かないよね。だって山崎くんって真面目だもんね。つまんない。じゃね。」
立ち去ろうとするエノミチルの手首を掴む山崎。
ー自分でもどうしたかったかわからない…。とにかく自分は特別な人間なんだと知らしめたかったんだと思う。ー
エノミチル:「ねぇ、どこに連れてくの?」
義波:「それで、この森に連れ込んだ。」
山崎:「どこまで進んでも、彼女は黙って俺の後をついて来た。それがさらに俺のことをイラつかせた。俺のこと、ナメきってると。」
森に着いた若い頃の2人。
エノミチル:「どうしたのー?こんなところに連れ込んで。なに?やらしいことでも考えてんの?」
…チャキ…
ナイフを出し、エノミチルの方へナイフを向ける若い頃の山崎。
じっと山崎を見るエノミチル。
「あんたさぁ、自分のこと特別な存在だとか思ってるんでしょ。」
両手で山崎の手首辺りを包み込み、
「言っとくけどそれ、勘違いだから。」
バッと手を自分の体の後ろに回す若い頃の山崎。
エノミチル:「ナイフ持ってイキがるとか、寧ろ普通?ホンットそういうのつまんないから。」
笑みを浮かべ、
「じゃっ、私もう帰るね。」
目を見開いた若い頃の山崎がアップになり、次のシーンは、
サクッ
サクッ
「うわっ」
サクッ
サクッ
「わっ…」
少しずつ服に血が滲み出るのが映りました。
倒れてしまったエノミチルの側で泣き崩れる若い頃の山崎。
ーきっと無様だったはずだ。結局私は自分の保身しか考えない情けない人間だった。ー
エノミチルにまだ息があることに気付くと、その辺りにあった棒状のものを手に取る若い頃の山崎。
回想シーン一旦終わり…。
義波:「そのまま、ここに埋めたって訳ですか。」
山崎:「俺は、自分がいかに平凡でつまらない人間が思い知った。同時に、普通の日々を送れることが幸せなことだと気が付いた。」
義波:「普通の日々ねえ。」
山崎:「それからは、平凡な人生だ。幼馴染みと流れるままに結婚して、就職して、子ども作った。そんな普通の生活が、俺にとっては宝物のように思えた。」
義波:「幸せな家庭ってヤツですかー。」
山崎:「わかってる。人を殺した人間に普通の幸せを語る資格などない。だから毎年必ずここへ来て、自分の罪と向き合って。…だから、今だってこうして…全ての罪を、俺は…」
今まで掘っていたところには何も埋まっていないようです。
義波:「遺体を返す気ないみたいですね。じゃあ、次の段階に移りますか。この場合、あなたには2つの選択肢を用意しています。」
山崎は何対して焦っているのか、焦っています。
遺体がなかったからでしょうか?
義波が怖いからでしょうか?
幻覚も見えてたみたいだし、大丈夫!?
ドラマ【GIVER 復讐の贈与者】第9話の後半部分(ネタバレ注意)
義波:「1つは、今ここでこの銃で自殺をすること。
まぁこれが1番シンプル。
償いってヤツですよ。
もう1つは奥さんに、全ての罪を話すこと。
依頼人はあなたが幸せで穏やかな家庭を築いてることがどーしても許せないそうです。
それを、あなたが自分の手で壊すなら、復讐心も満たされると。
ハフッ、甘いですよね。
はっきりい言って。
じゃあ選択して下さい。」
右手をわずかに差し出す山崎、銃を渡す義波。
自分の保身に走る人間だ!義波が撃たれるんじゃ!?
山崎:「妻を、巻き込みたくない。」
義波:「ただ話すだけですよ。」
山崎:「言っただろ、宝物なんだ。あの、明るい笑顔が。明るくて、無邪気な。この世の不幸とは一切無縁そうな、あの笑顔が。」
妻との回想シーン…。
妻:「ねぇあなた、私に隠し事してない?」
山崎:「隠し事?なにそれ?」
妻:「ん?浮気とか…。」
山崎:「ハッハッハッハッ。」
妻:「ちょっと、浮気したら殺すから。」
山崎:「わかりました。約束します。」
妻との回想シーン終わり…。
山崎:「頼みがある。俺が死んだことは、家族には内緒にしておいてくれ。」
義波:「遺体が見つからなければ悲しまない。そういうことですか?」
山崎:「俺のことは…ゆっくり忘れてくれればいい。」
馬鹿にしたような笑いを浮かべる義波
「わっかんないな、死んだら元も子もなくないですか?」
山崎:「自分の命を犠牲にしてでも守りたい。それが、家族というもんだ。君にはわからないだろう。」
そう山崎に言われて、オザキハルカのことを僅かに思い出した様子の義波。
目が若干泳いだように見えましたが、持ち直します。
「わかりました。僕が埋めときますよ。」
別の場所で義波の様子を見守る復讐代行社の者たち。
町田:「アイツ、勝手な判断を…。」
テイカーは黙っています。
銃を持って膝をつく山崎。
思い出すのは家族との幸せな時間…。
右手に持った銃口を自分のこめかみへゆっくり持っていき、苦しそうな声が漏れ、引き金を引きました。
カ、チン。
あ…れ…?
弾が出ない。
死んでない!
その時、足音が聞こえてきます。
そこには笑顔の妻が。
義波:「彼女、あなたの奥さんが今回の依頼人です。」
銃を放す山崎。
義波を撃つっていうのはさすがになかったですね〜。
予想が外れました。
妻:「あなたに、復讐しようと思ったの。」
義波:「奥さんは、あなたのことを全て知っていました。その上で、復讐の相談をしてきたんです。」
妻:「あなたの犯した罪、全て知ってた。
だって見てたんだもん。
あなたのことずーっと見てたの。
好きだったから。
あなたが夜の街を歩いてること、あたし、心配してたの。
だから毎晩のように後をつけてた。
驚いたわ。
あなたがあんなことするなんて。
でも、嬉しかった。
あなたの秘密を知ることが出来て、ぐっと距離が縮まった気がしたの。
それがあったから、あなたに告白する勇気も持てた。
子どもが生まれて、あなたは私たちのことずーっと見てくれた。
あたしと瑛輔であなたの心を独占できたんだって、そう思った。
けど、知ってしまった。
あなたの浮気を。
あなたが、エノミチルの命日にこの場所を訪れているっていうこと。
昔の女に妻に内緒で会いに行くなんてどうかしてる、って。
死んでるのよーって。
あたし、あなたが憎いと思った。
言ったでしょう、浮気したら殺すって。」
息を飲む山崎。
義波:「それで、僕たちに相談して来たんです。」
妻:「けど言われたの。」
回想シーン…。
妻:「浮気じゃないかもしれない?どういうことですか?」
安田:「ご主人は罪悪感を紛らわせたくて毎年現場に足を運んだ。それだけのことかもしれません。」
町田:「家族を大切に思うからこそ、秘密にするってこともありますから。夫婦の間には1つや2つ、墓場まで持ち込みたい秘密があるもんです。」
回想シーン終わり…。
義波:「それで、この作戦を計画したんです。あなたが本当に、家族を何よりも大切にするのか、それを確かめた。」
妻:「あなたは、あたしと瑛輔のために、秘密を抱えて死のうとしてくれた。」
滅茶苦茶笑いながら妻
「嬉しかったあー。ありがとう、あなた。」
幸せそうに山崎に抱きつく妻ですが、山崎はまだ気が動転しているようです。
義波:「逆の選択をしたらその場で殺してくれと言われていましたが、良かったですね。ところで。エノミチルさんの遺体はどこへ?」
妻:「そうそう、彼女生きてたのよ!あなた、死ぬのを確認する前に逃げて行っちゃったでしょ?しょうがないからあたしが、えいっ!」
あの夜、まだ動いているエノミチルにスコップを振り下ろした、若い頃の妻が映りました。
妻:「でね、こんなとこに埋めたら見つかっちゃうーと思ったから移動させといたの。大変だったんだからー。」
山崎:「ぃえ?い、い、移動って、ど、ど、どこへ?」
妻:「わたしの実家。つまり、今のあたしたちの家よ。ハッハッハッ。あなた、瑛輔と良くあの庭で遊んでくれたから、あの女のこと踏んでたわね。」
滅茶苦茶笑っている妻。
山崎は驚いて、過呼吸のような状態になっています。
そして足をすべらせて自分がさっき掘った穴に落ちてしまいます。
妻:「大丈夫?怪我してない?ほら、帰りましょ。瑛輔も帰ってくるから。今夜はあのシチューよおー。」
ずーっとニコニコしている妻。
穴に落ちたまま、妻の横にまたエノミチルの幻覚が見えている山崎。
幻覚が見えるなんて、精神的にヤバそうですね。
義波:「どうぞお幸せに。」
その場を立ち去る義波。
和樹と朝美と別れる瑛輔。
場面は変わり、テイカーの元にBANKの志尾から手紙が届きます。
1度お会いしましょう、と。
町田:「向こうの標的はお前(テイカー)だ。」
安田:「会ってどうするつもりなの?」
町田:「わからん。だがこんな誘いに乗る必要はない。あまりに危険過ぎる。」
テイカー:「行くわ。私も会って話してみたいもの。」
志尾:「そろそろ見せてもらおうか。組織が壊れるところを。」
自宅?で顔を洗っている義波は、「トウヤ」と幻聴が聞こえ、鏡越しに姉の幻覚が見えます。
呼吸が早く、大きくなり、右の拳で鏡を殴ります。
義波、精神状態ヤバそう。
このシーンで第9話は終了です!
ドラマ【GIVER 復讐の贈与者】第9話のまとめ
山崎の妻、イカれてましたねー。
自分はただ山崎のことが大好きな、いたって正常な人間のつもりなんでしょうけどね。
山崎が妻を巻き込みたくない理由を言ったセリフ、
「言っただろ、宝物なんだ。あの、明るい笑顔が。明るくて、無邪気な。この世の不幸とは一切無縁そうな、あの笑顔が。」
ひやぁ〜怖いですね〜。
山崎は今回の登場人物の中で、1番普通だったかもしれませんね。
前回あんなに人格崩壊しかけだった義波ですが、今回はほぼいつもと同じように見えました。
今回は前回の続きなのか?
それとももっと前の話しなのか?
最終回には全てが明らかになるのでしょうか?
来週もなかなかイカれた感じの予告だったので、楽しみです!
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さて【GIVER 復讐の贈与者】第10話は
9月14日金曜日深夜0時12分から放送です!
お見逃しなく!!