ドラマ【GIVER 復讐の贈与者】第5話が放送されましたね!

前回は歪んだ女の友情がテーマでしたね。

友達を美化して、憧れの存在として自分の胸の中に閉じ込めている少女。

その自分の中の理想の友達が変わってしまうことが許せなくて生まれた殺人事件、それに対する復讐・実行でした。

今回は、どんな復讐劇が待ち受けているのでしょうか!?

早速今回のあらすじを見てみましょう!

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ドラマ【GIVER 復讐の贈与者】 第5話 あらすじ

第5話:ナイト・ジャーニー

仲間を裏切ってしまった自分に「正義の執行」だと言い聞かせる北尾英司(野間口徹)は、負傷した足を引きずりながら金券ショップに向かっていた。

偶然にも妻との思い出の映画のチケットに目が止まる。

その足で映画館を訪れ映画を見ることにしましたが、なぜか隣には義波(吉沢亮)の姿が。

映画が上映されていたスクリーンには、気付けば自分のすがたがに映し出されて…。

その内容とは一体!?

さぁ、ネタバレしていきますよ!

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ドラマ【GIVER 復讐の贈与者】 第5話 前半部分(ネタバレ注意)

http://www.tv-tokyo.co.jp/giver/

金券ショップのチラシを持った男・北尾英司(野間口徹)が歩いている。

右膝を痛がっていますが、その膝は北尾英司の回想によると、北尾が殺した男がナイフで刺してできた傷。

「あれは正当防衛。いや、正義の執行だった。」

と頭の中で自己肯定。

大阪23:10分発の夜行バスを待つ間、金券ショップで見つけた妻との思い出の映画『カサブランカ』のチケットを買って観ることに。

カバンには大量の金。

ようやく妻にいい報告が出来る、とほくそ笑む北尾。

「好きなんですか?この映画。

音楽も良いしセリフも良い。

僕映画好きって訳じゃないんでふけど、この映画何度も観てて。」

隣に座って一方的な質問責めをしているのは、そうです、義波です。

映画の幕開けと同時に、オープニングが始ります。

うーん、今日の始まり方カッコ良かったですねー。

「仕事の帰りですか?

デカいバッグですね。

仕事は何を?

旅行の帰り?

今から出発するとか。」

一方的な質問責めをやめない義波。

苛立った北尾はトイレのために席を立ち、トイレで

「クソー、何なんだあいつは。」

と困っている様子。

トイレを出てすぐのところには、また義波の姿が。

「何なんだ君は。」

と北尾。

そりゃあ言われますよ、義波さん。

付きまといすぎです。

「遅いから心配になって。

すっごい汗ですけどどこか悪いんですか?

鎮静剤ありますよ。」

と鎮静剤と自販機で買った水を北尾に渡す義波。

それからも、淡々と言いたいことだけ言って術中にはまらせる義波は、再び北尾を客席に誘導します。

「おつ、そろそろかなー。」

すると、映画『カサブランカ』はいつの間にか消えていて、スクリーンには弁護士に扮した北尾の姿と、北尾と他2人の詐欺師にだまされる女性の姿が。

北尾は、人を傷付ける計画を平気で立てている2人に協力し、ルールに基づいて仕事をしていました。

そのルールとは

騙し取る金は50万まで
貧乏人からは取らない
犯行時誰のことも傷付けない

この3つ。

北尾は、小悪党を仕事師にしたと自負していました。

田舎の不良をプロボクサーにしたようなものだとも、言いました。

更には、被害者だって少額の授業料で教訓を得られる、むしろ感謝されていいくらいだ、とまで発言する始末。

「じゃああなたたちは誰のことも傷付けなかった、そういうことですか?」

そう、義波に聞かれると、北尾の方から

「あのことを言ってるんだな。」

と言ってきます。

「あんたに依頼をしたのが誰か見当はついてる。」

と。

北尾のいう「あのこと」とは、ある日北尾と他2人の計3人で車に乗っているとき、子供を轢き殺してしまったこと。

そして、その子供を置き去りにしてしまったことでした。

北尾は、

「自分は通報すべきだと主張した、当然だあれは殺人だ。

少額の詐欺なんかとは訳が違う。

なのに、なのに奴らはあの子を置き去りにしやがった。

所詮悪党は悪党だったんだ。

だから、だから私は2人を始末した。」

あたかも自分は何も悪くないかのように言っていますね。

自分も悪党だということに気が付いていないのでしょうか。

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ドラマ【GIVER 復讐の贈与者】 第5話 後半部分(ネタバレ注意)

http://www.tv-tokyo.co.jp/giver/

北尾は仲間の2人それぞれに、

「あんたを殺して2人でやって行こう、そう持ちかけられている。」

と漏らします。

すると、2人は簡単に仲間割れをして、相討ちをします。

北尾は生き残った1人を大きな石で撲殺します。

「私はあの子の復讐をした。

あれは正義の執行だったんだ。

それを依頼人に伝えてくれ。」

と北尾。

ちょうどその頃、義波が仕込んだ危険ドラッグを調合した筋弛緩剤が北尾に効き始めます。

義波曰く北尾は、次第に身体が動かなくなり、やがて死に至るそうです。

義波が金券ショップのチラシ、映画のチケット、詐欺事件まで、全部自分たちが計画したことだとバラす義波。

それから先程同様必死に自己肯定をし、自分はいかに正義かということを話す北尾。

義波がやっと今回の依頼人が誰か明かしてくれます。

交通事故で死んだ子の親ではなく、鈴村というおばあさん。

夫の死が迫る中、葬儀社に扮した北尾たちに20万円を奪われ、詐欺にあったショツクで、その日死んだ夫に笑顔を見せることができなかったと。

夫はおばあさんの笑顔が大好きで、その笑顔を見せてあげられなかったことがおばあさんにとって決して消えない心の傷となり、このままでは天国で夫に会わす顔がない、そう思い恨みを晴らす決心をしたそうです。

もちろんそんな依頼の真相を聞いても、北尾は表情ひとつ変えず、自己保身ばかりしています。

しかし、もしターゲットの人間にその死を心から悲しむ誰かがいるなら命だけは助けてやって欲しいと依頼者が条件付けをしていたために、義波たちは北尾の奥さんに連絡をし、映写室で全部を観てもらっていました。

北尾の運命のジャッジは奥さんが行うことに…。

北尾はまだまだ、むしろもっと、自分は正義だと言い張ります。

それを聞いて奥さんは

「違う。わたしたちのため?違う。」

と否定し、北尾の運命を握った解毒剤は割れてしまいます。

テイカー&義波

「北尾英司、あなた自身、歪んだ正義、そして妻、北尾マキの失望、によって復讐、執行ー。」

北尾は本当に正義だと思い込んでいました。

テイカーは言います、

「人は自分が正しいと信じていたいの。

そのために1番楽な方法は誰かを敵にして憎むこと、あの男も、おばあさんも、男の奥さんも。

誰かを憎むことで自分を正当化した。」

「僕にはわからない。」

義波が言います。

「焦らなくていい。もうすぐ見えてくるから。」

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ドラマ【GIVER 復讐の贈与者】 第5話のまとめ

今回は野間口徹さんの演技が光る回でした。

喋りがほとんどでしたし、全体的に静かな回でした。

人は誰かを敵にして憎むことで自分を正当化する、その通りですよね。

哲学か!な第5話でした。

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それにしても、毎回毎回、ターゲットに近づくための演出がすごい!

次回は、どうやってターゲットへの復讐を仕込むのでしょうか。

次回【GIVER 復讐の贈与者】 第6話は

8月17日金曜日深夜0時12分からの放送です。

お楽しみに!

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