出典:https://www.ntv.co.jp/ieuru_gyakushu/

今回の第9話は、住む家を取り巻く環境がテーマのストーリーです。

また、先週、屋代と万智が仲良く歩くのを見てから、どうも様子がおかしい留守堂の動向も注目の回です。

「ただ静かに想うだけの恋」を楽しんでいた留守堂でしたが、どんな心境の変化があったのかが明らかに。

また、留守堂と万智の過去に、新たな関係者が出現!?

クライマックスに向けて大きく動き出す第9話。

では早速、あらすじから見ていきましょう。

え?

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家売るオンナの逆襲 第9話のあらすじ

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今回は、家を売りたい離婚寸前の夫婦と、長年アパートで一人暮らしをしている母と一緒に住む家が欲しい娘のお話です。

留守堂(松田翔太さん)は離婚寸前の夫婦の家の売却を担当していましたが、足立(千葉雄大さん)が担当していた新婚のお客さまが購入しようとした時に、離婚寸前の夫婦は離婚をとどまり、売買は白紙に戻ってしまいます。

一方、万智(北川景子さん)は庭野(工藤阿須加さん)と一緒に家を売ろうとするのですが、娘が母と住むために買いたい家を、娘の世話にはなりたくないと母親は頑として現在住んでいるアパートにいると主張します。

さて、白紙に戻ってしまった売買、また住み替えを拒否する母をテーコー不動産の面々はどう解決するのでしょうか?

また今回は、留守堂の動きにも注目です。

いつものように家を売ることに集中できない様子の留守堂、足立が心配するほどに元気がない様子です。

果たして留守堂にどんな心境の変化があったのか?

早速ネタバレ、行ってみましょう!

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家売るオンナの逆襲 第9話前半部分(ネタバレ注意)

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とある水曜日。

テーコー不動産の定休日に、万智と屋代(仲村トオルさん)は屋代のスーツを買うために一緒にブティックにいました。

試着を終えた屋代の試着室のカーテンを開ける万智。

オォォォォ、そこには、赤…いや朱色のスーツを着た屋代が立っていました。

「素敵です。」

と万智。

…似合いますけど、今までの屋代のイメージとは全く違った雰囲気です。

万智にも店員にも、トム・クルーズだのブラッド・ピットだのと褒められてまんざらでもない様子の屋代ですが、

「でもこれ…会社に着て行ったら、みんな驚いちゃうよね〜。」

とちょっと弱気。

万智:「課長の雰囲気がガラッと変われば、営業課の雰囲気もガラッと変わります。人間には時々、そういう刺激が必要です!」

屋代:「じゃぁ僕がこれを着れば、桶屋が儲かる的に家が売れるってこと?」

万智:「そうです。おしゃれをするのも、家を売るためです!」

そうして二人は、その赤…いや朱色のスーツを買ったのでした。

腕を組んでブティックを出ていく二人。

その二人を、店の奥からなんと留守堂が見ているのでした。

二人を見送った店員に、留守堂は声をかけます。

なんだなんだ〜?

何を聞くんだ〜??

一方店を出た二人は、たい焼きなんか買ってデートの真っ最中ですよ。

「なんかやっぱり、これ着て会社に行くのは恥ずかしいな。何日かプライベートで着て、慣れてからじゃないと自信持てないっていうか…。」

そういう屋代に、それでは好きにしてくださいと万智。

おっとその背景に、たい焼き屋に並ぶ朱色のスーツの男が!?

うーわっ、留守堂だ!!

同じの買ったんかいっ!

二人の様子、ガン見してる!!

ちょっとこわ〜い。

留守堂はその後朱色のスーツを脱いで元のスーツに着替え、夕暮れ時の海辺の公園でベンチに腰掛け、一人たい焼きをかじりながら携帯で今までの万智とのやり取りを眺めています。

事務的な内容のメッセージばかりを見て軽くため息をつき、肩を落とすのでした。

その頃足立と庭野は、オフィスで休日出勤していました。

一段落ついたところで、足立がビールを飲もうと提案。

ドキドキしながらも休日に働いているのだからと庭野はビールを用意し足立と乾杯する。

「ドキドキしちゃうな〜。いっただっきまーす。」

とはしゃぐ庭野に、語尾を伸ばすのは白州美加(イモトアヤコさん)みたいだからやめろと足立。

その白州美加、スーパーの仕事はやめてティッシュ配りのバイトをしているようです。

ー翌日ー

朝礼で屋代は、今月家が売れていない宅間(本多力さん)と八戸(鈴木裕樹さん)、そして今月も含めてずーっと家が売れていない鍵村(草川拓弥さん)になんとかして今月1件売るようにと現地販売の指示を出します。

今月は全体的に、営業成績が振るってないよですね〜。

庭野はというと、ずっと売れていなかった築45年の古家のリノベーションを外部に頼んでおり、それが終わったので、素敵になった家をホームページにアップして売りにかかるようです。

売れるとお手柄だと喜ぶ屋代でしたが、万智はそのやりとりに疑問を持ったような表情。

みんなを「すぐ行くっ!GO!」と送り出した万智は、応接室でお客さまと会います。

お客さまは馬場礼子(酒井若菜さん)という女性で、68歳の母親と一緒に住む家を探しているとのこと。

女手一つで育ててくれた母親に親孝行したいと礼子。

いい子ですよね〜。

畳が好きな母のため、畳の家が希望。

エリアは問わず、貯金は2,000万、定年までは働く予定だそうです。

いつものように、最適な家を探すことを約束する万智。

その頃庭野は、リノベーションを依頼した施工会社の真壁(入江甚儀さん)と合流し、リノベーションが終わった古家の写真を撮りに現地へ。

なんとなんと、築45年とは思えない白を基調にしたモダンな内装で、まるでスタジオのようです。

リノベーション前は、昭和の和風住宅だったんですって。

玄関からリビングにかけてのドアや、キッチンとの壁を取り払ったオープンキッチン。

うんっ、いいね!

そこから窓で仕切られいるお風呂場が透けて見えます。

え?お風呂がスケルトンって。。。

真壁は、とにかく部屋が広く見えるように工夫したみたいです。

「自宅は、自分の宇宙みたいな、誰にも邪魔されない世界という暮らしの哲学を表現したくて…。」

と夢見がちな真壁ですが…。

庭野と同年代の真壁は、いつも先輩のお手伝いばかりで、自分が自分の考えでリノベーションを手掛けるのはこの家が最初だったようです。

真壁のデビュー作と聞いた庭野はますます営業に気合をいれるのでした。

その頃、テーコー不動産のオフィスでは屋代が電話で誰かと世間話をしています。

かれこれ1時間以上話しているようですよ。

宅間たちの話によると、屋代が話している相手は昔屋代から家を買った西原という顧客らしく、水曜日の夜にやっているドラマの出演者が屋代に似ていると言って、毎週木曜日になると屋代に電話をかけてきては屋代に世間話の相手になってもらっているらしい。

「なんか理由つけて切ればいいのに。バカですよね。」

と鍵村。

「黙りなさい!課長には課長の考えがあるのです。」

と突然現れた万智に一喝される。

時を同じくして、応接室では足立ができちゃった婚で妻が出産間近の新婚、新垣夫婦の家探しの相談を、ちちんぷいぷいでは留守堂が離婚間近の迫田のぞみ(小野真弓さん)から家の売却の相談を受けているところでした。

ふた組とも、とても急いでいるようです。

迫田から、早く家を売って慰謝料としてキャッシュが欲しいと聞かされた留守堂は、

「どんなに仲の良い夫婦でも、何かちょっとすれ違えば離婚するんですね。例えば、三軒家さんと屋代さんのような夫婦でも…」

とこころママ(臼田あさ美さん)につぶやきます。

「あそこは別れないわよ。」

とこころママ。

根拠を聞かれたこころママは、屋代が夫婦になる前も今も、万智の愚痴ばっかりこぼしているが、それは結局のろけで、極上のアイ・ラブ・ユーであり、イチャイチャする男女よりも一枚上手の愛なんだと言います。

それを聞いた留守堂、ちょっと寂しそうです。

その頃万智は、馬場礼子の母、静江(松金よね子さん)を尾行中。

一体何を探っているのでしょうか?

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家売るオンナの逆襲 第9話中盤部分(ネタバレ注意)

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その夜、庭野と真壁はちちんぷいぷいで飲んでいます。

そこへ屋代が駆け込んできて、万智がこころママのべちゃっとした焼きそばの作り方を習いたいと言って近くで材料を買っていると伝えにきます。

「べちゃっとした焼きそば」と言われて内心穏やかでないこころママでしたが、万智が来てしまったため、作り方を教えます。

こころママが作った後、万智が一人で作ってみると、カラッとして美味しい焼きそばが出来上がりました。

屋代が、こころママが作る「べちゃっとした焼きそば」を食べたいと言っていたので、万智は思い通りにできなかったと屋代に謝ります。

試食した屋代も庭野も真壁もみんな美味しいと言って食べます。

するとこころママが反対にカラッとした焼きそばの作り方を万智に聞くという展開に。

なんだかんだ言って、屋代のことが大好きな万智なのでした。

その頃フェンシングジムでは留守堂と足立が手合わせをしていました。

いつものようなキレがなく、足立に負けまくる留守堂。

心配してどうしたのか尋ねますが、留守堂は何も言いません。

ところで、話は足立が応対中で急いで物件を探している新垣夫婦と、留守堂が応対中で急いで家を売りたい迫田の話題になり、これはちょうど良いと迫田の物件を新垣夫婦に売ろうということになります。

足立は、新婚夫婦が住む物件なので、紹介する物件が離婚する夫婦の家だということは黙っていようと決めます。

事故物件ではないので報告義務はないしと言って、過去に万智が事故物をあっという間に売ったことを話題にします。

「知ってるよ。」

と言葉少なに答えた留守堂は、「じゃ。」と言って帰ってしまいました。

明らかに元気がない留守堂を足立は心配します。

翌日留守堂と足立は、迫田の家に新垣夫婦を案内します。

新垣夫婦はとても気に入り、家具付きで売ってくれると言われますますその気になります。

その時、新垣の夫が壁に複数の凹みを見つけます。

築浅の売り物件は離婚が原因のことが多いと聞いていた新垣は、家の売却理由が離婚ではないかと尋ねます。

売りたい迫田は、凹みの理由がマスキングアートをしていた時に脚立をぶつけた跡だとごまかします。

新垣夫婦が申込書を留守堂から受け取ろうとしたその時、別居中だった迫田の夫の祐樹(永野宗典さん)が、やっぱり離婚はしたくない、もう一度やり直したいとズカズカ入ってきたのです!

売却理由が離婚だったとバレてしまいました。

迫田夫婦には子どもがなかなかできず病院に通っていましたが、そのストレスが原因で祐樹が浮気をしたことが離婚話になった理由のようです。

ところが祐樹、いざ別れると思ったら、本当に一緒にいたいのはのぞみだったと気づき、やり直したい一心で家にやってきたのだと言います。

「小学校の時からずっと好きだった君との歴史は代わりがきかないんだ。君は唯一無二の代わりのきかない人なんだってわかったんだ。」

祐樹はそう言ってのぞみを説得します。

「お気持ちわかります。何があろうと、代わりがきかない人は代わりがきかないのです。」

自分の境遇と重ねてしまった留守堂がまさかの祐樹の味方に。

祐樹が相手の女性とはもう別れてきたことを知ると、のぞみはそんな祐樹を受け入れることにしたようです。

結局家の売買の話は白紙になってしまいました。

その頃、駅から遠く坂道がきつい物件を現地販売している宅間のところに、寒さでティッシュ配りのバイトを切り上げた白州がやってきます。

「なんかあんたの顔が見たくなっちゃってさ〜」

と白州。

スーパーのバイトをクビになった白州、愚痴がいろいろ溜まって聞いて欲しいと思った時に宅間のことを思い出したらしい。

とそこへ、一人の高齢な男性が買わないと思うけど見せてと内見にやってきます。

男性と一緒に物件に入った白州。

男性に誰なのかを聞かれた宅間は、元社員で元妻ですと説明する羽目に。

男性よりも白州の方が家に食いついている様子です。

夫婦が同じ方向を向けるカウンターキッチンが良いだの、朝日が差し込む寝室で目覚めたら夫の寝顔もよく見えたのかもしれないだのと面白おかしく言って回ります。

男性は寝室がとても気に入りましたが、6,500万は高いとつぶやきます。

そこへ白州が、

「これ、6,300に出来ますよ。」

と教えてしまう。

6,300なら考えてもいいと男性は言って、なんだかんだ言って家を売るのにとても息の合っている宅間と白州に

「なんで別れたの〜絶妙なコンビじゃない」

と言います。

「ロクサンロクサン〜」

と男性の肩を持つ白州に気を良くして、6,300で買うことにしてしまいました。

駅から遠く坂道がきついこの物件、白州のおかげで売れちゃいましたよ!

宅間と白州、やっぱりお似合いだと思うんですけどね〜。

元サヤの可能性はないのかな…

その頃、庭野は真壁が内装を手掛けた古家の内見会場に、お客さまを案内しています。

…ところがこの家、内見の申し込みは何件もあるのに、全く売れません。

あるお客さまなんて、お風呂が丸見えなんて馬鹿馬鹿しい、誰がこんな家買うかと言って帰ってしまいます。

営業所に帰ってきた庭野は、進捗状況を屋代に報告しています。

そこへ万智が帰ってきて、庭野の物件を自分が売る、もう買い手は見つけてあると言います。

そこへ、自分が手がけた家のお客さまの反応がどうなっているか気になっている真壁が営業所に入ってきます。

庭野が、物件の購入者を万智が見つけてくれたと真壁に話していると、

「ただし、全面畳にリノベーションし直します。」

と万智が驚きの宣言をします。

庭野は、リノベーションしたばかりの家をまたリノベーションするなんて、お金も努力も無駄になるので、畳がいいなら他の物件を紹介すればいいのではないかと言います。

「それにあの家は、真壁さんのデビュー作なんです。」

と付け加える庭野。

「友情ごっこで家は売れない!」

と言って、万智はリノベーションの打合せに行ってしまいました。

なんとか万智を止めてくれと屋代に頼む側で、物件の買い手の名前、住所が書いている書類が落ちているのを真壁が見つけます。

物件の買い手は、物件のご近所さんの馬場静江。

庭野と真壁は、真壁がリノベーションしたままの状態で買ってくれないかと買い手に交渉しに出かけます。

静江を訪れた二人は、家の購入について尋ねます。

家なんか買う予定ないけどと言われ、顔を見合わせる二人。

そこへ、アパートのお隣さんが

「トラブル〜?」

と言って静江のところにやってきます。

不動産屋と聞いて、地上げではないかと勘ぐったお隣さんは、自分たちはここを立ち退かないから〜と怒りだします。

間違えました〜と言って逃げる庭野と真壁。

気をつけなよ〜と言われ静江は、そういえば先日も不動産屋とかいうド派手な女が来たとお隣さんに教えます。

「ま、いっか!私は死ぬまでここで暮らすんだから。たーみちゃーんっお茶タイム!」

と静江は、そこから大声でお隣のたみちゃんに声をかけ、ご近所仲良し3人組でお茶をするのでした。

一方、自分が手がけた内装がそんなにダメだったのかと尋ねる真壁でしたが、庭野は回答に困ってしまいます。

他に買い手を探している庭野ですが、なかなか見つかりません。

やっぱり再イノベーションするしかないのか?

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家売るオンナの逆襲 第9話後半部分(ネタバレ注意)

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翌朝、屋代が木曜日でもないのに西原という顧客からまた電話を受けている頃、真壁を応援したい庭野は、万智の顧客はどうしてもあの家でないといけないのかなぁと頭を悩ませています。

さて、布施(梶原善さん)のサポートのもと、現地販売に出かけた八戸。

布施は、広東語を勉強している八戸を見て、どうして中国語ペラペラなのにまだ勉強する必要があるのがと尋ねます。

中国語には北京語と広東語があって、日本の標準語と関西弁くらい違うと説明します。

そこへ、内見希望のお客さまが。

お客さま、広東語を話す中国人の方です!

中国人への営業が得意な八戸は、あっという間に家を売ってしまいます。

その頃、新垣夫婦への販売が白紙になってしまった足立は、売るはずだった迫田夫婦の家の前に立ち、そこへ留守堂を呼びだします。

「勝手な想像だけど、迫田さん夫婦が離婚寸前まで追いやられてしまったのは、この家のせいのような気がして…。」

と足立。

足立:「この分譲タウンって、どの家も同じ形で、家の前には同じように子どもの三輪車が置いてあって、結婚して家を持つ、そして子どもができるこの光景を見ていると、なんか…そうでない幸せが許されないような圧迫感を感じない?もしかして、この環境が迫田さんご夫妻を追い詰めてしまったんじゃないかと思ったんだ。迫田さんは謙治のお客さんだけど、これから会ってもいいですか?」

留守堂:「好きにしていいよ。僕は迫田様のご主人の言葉に肩入れをして、不動産屋として家を売るという仕事を一瞬忘れてしまった。ダメな不動産だよね…。もうこの件には手を出さないよ。」

そう言って去る留守堂を心配そうに見送った足立は、早速迫田夫妻に会います。

やり直すことにして幸せそうな夫妻に、早速足立は住み替えの提案をします。

ここにいるとまた夫婦の関係が悪くなりそうなので、心機一転、新しい場所に住み替えた方がいいという足立。

せっかく二人の家でやり直すことにした迫田夫妻は水を差されたようで微妙な反応。

そこで足立は、二人を取り巻く子どもがいる世帯が多い環境が迫田夫妻にはそぐわないのではないかと言って、隣近所が干渉し合わない環境に住む方が良いのではと説明します。

足立の説明に納得した二人は、住み替えを承諾。

そして、迫田の家を諦めきれずにいた新垣夫婦に売ることも承諾。

足立は結局2件の家を売ったのでした!

足立王子、完全復活!!!

一方、真壁がリノベーションした物件を、宣言通り畳にリノベーションし直した万智。

これから売りに行くという万智に、

「庭野も来なさい。…来いっ!!」

と言われた庭野、はいーっと反射的に返事をして万智についていきます。

静江を訪れた二人は、すぐ先の家で話がしたいと静江を連れ出そうとします。

また話と聞きつけたお隣さんが、

「トラブル〜?」

と言って出てきます。

娘の礼子も待っているというその家に、よかったらあなたもどうぞと言われて、静江とお隣さんは物件に行くことに。

静江が家に入ると、礼子がすでに待っていました。

礼子:「お母さん、この家買うから、一緒に暮らそう。」

静江:「何度も言ったろう?私はレイちゃんの世話にはならない。」

礼子:「私はお母さんと暮らしたいの。」

静江:「自分を大事にして、あなたはあなたの人生を生きなさい。」

礼子:「お母さんと暮らすことが、私の人生なの。」

ため息をつく静江。

万智は、女手一つで育ててくれた母と暮らす家を買うために、礼子が15年間働き通しだったことを伝え、礼子の夢を叶えてやってくれないかと静江に言います。

それに対して静江は、親孝行が美徳なんていう世間の常識で礼子を縛らないで欲しいと言います。

あらら万智、断られてしまいましたよ。

万事休すか!?

万智:「娘の夢を叶えるのも、親の仕事です!」

礼子は、日本人は畳の文化をなくしてはいけないと言っていた静江に、この物件は全面畳なのだとアピール。

ところが、娘のお荷物になるのは自分の誇りが許さないと静江。

「だいたいまだ元気なんだから。アパートの階段だって上がり下りできるし、耳だって遠くないし、頭だってそうボケてないしね〜。だからあのアパートでいいんです。どこにも行きたくないんです!」

とお隣さんに同意を促す静江。

万智:「僭越ながら、静江様がこだわっておられるのは、お嬢さんのお世話になりたくないということではありません。」

は?という表情の静江と庭野。

万智:「静江さんがこだわっておられるのは、あのアパートでの暮らしを手放したくないということではないでしょうか。長く暮らした町と、そこで培われた人間関係を手放したくないのです。」

そういうわけで、アパートの2軒隣の家を万智が探してくれたのだと礼子は付け加えます。

その時、いきなり窓を開けて

「たみちゃーん!」

「たみちゃんっ」

「たみちゃーん!!」

と叫ぶ万智。

するとたみちゃんが出てきました。

どうやらこれは、いつも静江がアパートからやっていることがこの家からも可能だというデモンストレーションだったようです。

近所だから近所のスーパーも、ゴミの日も同じだし、何も変わらないと礼子。

「変わります。新しいお暮らしは、お嬢様が一緒です。言うことないと存じますが。」

と万智。

そこへトラブルだと思って駆けつけてきたたみちゃんが入ってきます。

「今度ね、このうちに引っ越すことになったの。娘と住むんだ。」

と静江。

仲良し3人組も、娘の礼子も嬉しそうです♪

再イノベーションの家、売れましたね〜!!

出て行くみんなを見送る万智と庭野。

万智:「庭野!家は住む人がいて初めて家である。内装のデザインもお客さまのためのものであって、設計デザイナーのもではない。」

万智:「年配の方にとって、住み慣れた土地で過ごせるかどうかは重要なことだ。どんなに設備の整った、介護の行き届いた施設でも、見知らぬ町の見知らぬ人に囲まれた途端、生きる気力を失ってしまうお年寄りは多い。」

万智:「馬場静江様にとって、長年にわたるこの地域とのつながりは、代わりのきかないかけがえのないものなのだ。」

万智:「不動産屋なら、お客さまにとって代わりのきかないものが何なのか、それを見極めろ。」

それができないから庭野には家が売れないのだと万智。

良いアドバイスですね。

庭野も素直に心に入ったみたいですよ。

さてその頃、現地販売会場で、自分が作った動画チャンネルを携帯で見るのに夢中な鍵村。

そこへ、強面の男性がやってきます。

驚く鍵村に、

「これを見て来たんだけど、お宅に屋代って課長いる?」

と尋ねる男。

どうやら屋代に頼みたいことがあるらしい。

パニクる鍵村は屋代に電話をしますがでません。

そこへ、自転車で屋代が現れます。

ほっと胸をなでおろす鍵村。

「あんたが、屋代課長?」

と屋代を睨みつける男。

「そうでございます。」

と答える屋代に、男は急に笑顔になり、

「実はねぇ、家を住み替えようかってこの前親戚の法事で言ったら、親父の従兄弟の嫁のお父さんの姪が、不動産売買のことなら、テーコー不動産新宿営業所の屋代って人に頼めって言ったんですよ。にしはらみえこっていうんですけどね…」

と言います。

その男が、屋代が電話で世間話につきあっていた西原の親戚と知り、屋代のやっていることが無駄で馬鹿なことだと言っていた鍵村は驚きます。

屋代の接客を目の当たりにする鍵村。

男は屋代が言うならと家を買う方向で考えると伝えます。

鍵村は、屋代に尊敬の眼差しを向けます。

鍵村:「やっぱり課長は、課長なんですね!」

さてさて、その夜。

庭野はちちんぷいぷいで真壁に、「内装デザインは、住む人のものであって、設計デザイナーのものではない」と万智に言われたことを伝えます。

真壁が怒るのではないかと心配した庭野でしたが、真壁は正直に話してくれたおかげで成長できたと庭野に感謝します。

みんな家も売れたし、真壁も成長できて、本当に良かったですね。

場面は変わり後日。

足立はちちんぷいぷいを訪れ、こころママに迫田の一件以来、留守堂と連絡が取れないことを話します。

こころママも、最後に来た時変だったと足立に話します。

留守堂、万智が屋代と仲良くする姿を見て、よほどショックだったんですかね〜。

その夜留守堂は、留守堂と万智の出身校である、旧みどり町第一小学校の教室に、話があるからと万智を呼び出すメッセージを送ります。

一度は仕事中だと断る万智でしたが、待っていますという留守堂の最後のメッセージを見て、結局翌朝教室に向かいます。

留守堂、小学校の時、万智が溺れた自分を助けて人工呼吸してくれたことや、その時の餃子の味がいつも自分の家に密かに届けられている餃子の味と一緒だったことや、一緒に家を売ったこと、オクラホマミキサーを踊ったことなどを思い出しながら、朝まで待っていたのでした。

ついに万智が現れます。

留守堂:「ずっと待っていました。」

万智:「私もお話があります。まず、そちらの御用からどうぞ。」

留守堂:「えっと…その…もうパンパンなんです。」

万智:「何がパンパンなんですか。」

えっと…と口ごもる留守堂に

「私への想いですか。」

と万智。

そうですと答える留守堂にちょっとくい気味に

「迷惑です!」

と答える万智。

留守堂:「迷惑だろうがなんだろうが、僕はもう心も体も破裂しそうなんです。マンチッチと、家を売る戦いができるだけでいい、そう思って不動産屋になりました。でももう…嫌なんです。遠くから見てるなんて…嫌なんです。餃子をくれたマンチッチも、人工呼吸をしてくれたマンチッチも、今のマンチッチも、すべて僕のもにしたい。」

お、留守堂!言った!

密かに思うだけでいいと言っていたのに、言った!!

万智:「あなたは人違いをしています。」

え?と乗り出す留守堂。

万智:「私はあなたに餃子をあげたことはありません!」

え?とさらに前のめりになる留守堂。

留守堂:「…でも…あなたはマンチッチですよ。」

万智:「はい。私はマンチッチです。でも餃子はあげていません。」

動揺する留守堂。

留守堂:「いや、プールで溺れた僕に人工呼吸をしてくれたのはマンチッチだよ〜。」

万智:「していません。」

気を取り直して留守堂は、さらに質問を重ねます。

留守堂:「手品の上手なマンチッチは。」

万智:「それは私です。」

留守堂:「万国旗を口から出すマンチッチは。」

万智:「それも私です。」

留守堂:「みんなの人気者のマンチッチ…。」

万智:「私です。」

留守堂:「餃子を届けてくれたマンチッチ。」

万智:「それは違います!」

「嘘だ!」

と留守堂は怒鳴ります。

「人工呼吸をしてくれたマンチッチから餃子の匂いがした。間違いない。」

そう自分に言い聞かせる留守堂に、

「違います!」

と万智。

万智:「私はその時、プールサイドで人工呼吸をされているドジスケを見ていました。心からドジだなぁと思って見ていました。あなたは溺れて意識朦朧で、勘違いをしたのです!」

そ、そんな…と苦渋の表情を浮かべる留守堂。

「人工呼吸をしてくれた餃子の君がホームレスになって、家が欲しいと言ったから僕は不動産屋になったんだ。それが壊れたら、僕は…僕は…なんで不動産屋になったんです?」

そう問いかける留守堂に、

「知りませんっ!」

と万智。

万智:「ただ一つ言えることは、あなたはドジです!」

留守堂:「あっ、いやっ、で、でもぉ、この前ここで会った時、何も否定しなかったじゃないか。」

万智:「それは、あなたの話していることの意味が、さっぱりわからなかったからです。ただ、あなたにそっと餃子を届けていた餃子の君、プールで溺れたあなたをすくい上げ、人工呼吸した女神がいたことは事実です。」

万智:「その人は、同じクラスの、山田かずこちゃんですっ!」

そう言われて留守堂は、山田かずこちゃんを思い出そうとしますが、全く思い出せません。

万智;「盆踊りで、みどり町音頭を歌っていた山田かずこちゃんです。」

留守堂:「知らない」

万智:「出席番号28番の山田かずこちゃんです。」

「わからない」

と語気を強める留守堂。

万智:「卒業の前は、あなたの後ろの席に座っていました。」

「覚えていないっ!」

と留守堂は叫びます。

万智:「私は山田かずこちゃんを探し出しました。どうぞお入りください。」

そう言われて入ってきたのは、小太りでショートカットの白タイツといういでたちの女性。

「よしおちゃんっ」

とかずこ。

あなたの女神ですと万智に言われますが、自分の今までの人生が思いこみに支配されていたことや、現れた女性が、あまりにも万智とかけ離れていたことで留守堂は混乱して、気絶してしまします。

留守堂が目をさますと、目覚めるのを待ってくれていた万智が目に入ってきました。

留守堂が目覚めると、それでは帰りますと万智はさっさと帰ってしまいます。

「許さない…三軒家万智…許さない…」

留守堂がそう呟いたところで、第9話は終了です!

家売るオンナの逆襲 第9話のまとめ

今回は、住む家の環境がテーマでしたね。

家そのものもそうですが、家のある環境って大事ですよね。

私の隣町は、昔からの町並みが綺麗なところで結構人気の場所だったんですが、近くに高速道路が建設されることが決まって、たくさんの人が出て行ってしまいました。

家は上物なんですよ。

でも、騒音や排気ガス、交通が増えることなんかを考えると、今までの住んでいた環境とは全く違うわけですから嫌ですよね〜。

なるほどな〜って思いました。

それより、留守堂ちゃん!

ドジなのはわかってましたが、まさか勘違いで自分の人生を決めてしまったとは!

確かに不動産屋になった意味は薄れてしまうかもしれませんが、腕利きの不動産屋だという事実は変わらないわけですから、誇りに思って欲しいです。

それにしても、許さないって…いつも優しい留守堂が言うと怖いです。

間違ったのは自分なのに、事実を教えてあげた万智に八つ当たり??

まさか、万智に復讐するつもりじゃぁ…

事実を知った留守堂が万智に何をするのか、来週が心配ですっ。

でも、最近万智とぐっと仲良くなった屋代が、きっと助けてくれますよね!

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さて次回「家売るオンナの逆襲は」

3月13日(水)22:00からの放送です。

来週は「家売るオトコ」が出現!

サンチーに宣戦布告か!?

絶対にお見逃しなく!!

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