相棒は2000年から放送されている大人気テレビドラマシリーズで、2018年現在シーズン17が放送されています。
また、今までに劇場版映画4作とスピンオフ映画2作が公開。
主人公は言わずと知れた杉下右京。
数々のシリーズものテレビドラマに出演している水谷豊さんが演じています。
杉下右京は変人呼ばわりされていますが、噂通り、知れば知るほどミステリアスな人物。
今回は、これから相棒をご覧になる方はもちろん、これまでもずっと相棒ファンだった方も復習できる、杉下右京という人物について詳しくお送りします。
目次
相棒キャストで主役の杉下右京という男の年齢と経歴は?
杉下右京は東大法学部を首席で卒業した秀才。
現在は「人材の墓場」と言われる特命係に在籍していますが、もともと警視庁にはキャリアで入庁したんですね〜。
ある事件に参謀として関わったのですが、小野田公顕(岸部一徳)が杉下右京の計画を無視したことで不都合が生じてしまいます。
それをなんと小野田が杉下右京のせいにしたために、杉下右京は左遷させられてしまったんですね〜。
出る杭はなんとかってやつなんです。
さて、年齢ですが、生年月日を調べてみたところ、明確な生年月日設定は見つかりませんでした。
ただ、相棒が始まった時点で杉下右京は45歳。
ドラマが現実の時間のペースと同じで流れていると仮定すると、相棒が始まったのが2000年ですから、杉下右京はすでに60歳を超えている計算になります。
公務員の定年退職は65歳ですから、役にこだわりを持つ水谷豊さんが、そういった点に矛盾を感じるようであれば相棒は打ち切りになるのではと言われています。
最近、5年以内に終了なんて報道もありましたよね。
ただ、ドラマが現実と同じ時間のペースとは限りませんから、杉下右京の年齢はシーズン17時点では謎!という結論に至りました。
でもまぁ、60は超えていると思いますよ〜。
相棒キャストで主役の杉下右京という男の人物像は?
杉下右京といえば、紅茶というイメージが定着するくらい、高々と紅茶を入れるシーンが印象的ですよね。
個人的には、サスペンダー姿で紅茶を手にしている杉下右京が大好物です。
オーダーメイドのスーツがこれまたよくお似合いですしね!
水谷豊さん自身は元々コーヒー派だったそうですが、杉下右京役で紅茶を飲むようになったことをきっかけに、紅茶の美味しさに目覚めたそうですよ。
杉下右京はイギリスのスコットランドヤードで3年間研修を受けていた過去があり、杉下右京の動きや態度、趣味嗜好は、イギリス紳士を彷彿とさせます。
紅茶が好きで非常に詳しいところなんかも、イギリス紳士っぽいですよね。
しかし、イギリス紳士風な上品な落ち着きは、何かに夢中になったり、言動が目に余る人物に対峙する時などは形を潜め、非常に興奮して怒りを露わにすることもあります。
基本的に犯罪に走ることを許すことはありませんが、人としての一線を超えなかったり踏みとどまったりした人物には敬意を払い、粋な対応をすることがあります。
余りにも切れすぎる頭脳と、何を考えているかわかりづらい言動から「変人」扱いされ、前述した小野田公顕絡みの事件をきっかけに窓際部署の特命係に追いやられてしまったんですね〜。
ちなみに特命係は、配属された人物が、右京の変人っぷりについて行けずに次々と辞めていくことから特命係=人材の墓場と呼ばれています。
さてさて、杉下右京の趣味ですが、チェスやクラシック、落語など多趣味で、それ以外にも多くの分野に造脂が深く博学。
いかにも!な、趣味ですねー。
キレ者の大人の男性、という感じ。
基本的に何にでも興味を持ち、趣味ではないことも、普通の人よりも大抵詳しく知っています。
プリキュアのことなんかもさらっと調べちゃう場面もありました。
一度聞いたり見たりしたものは忘れないタチのようなので、きっと目や耳からの情報がスーッと頭に入っちゃうんでしょうね。
羨ましい〜。
そんな杉下右京の好きな食べ物はわさび多めのお茶漬け。
苦手な食べ物は梅干しと酢豚のパイナップル。
酸味がある食べ物が苦手ということですかね。
心霊現象、超能力などのオカルト的なことも否定はせず、心霊現象かと思って調べていた事件が実は心霊現象ではなかった時は、とても残念そうでした。
そんな興味津々なところや、梅干しや酢豚のパイナップルが嫌いなところはちょっと子どもっぽくて可愛いですよね。
手先も意外と器用で、ピアノも弾けますし、リンゴの皮なんかもスルスル剥きます。
電卓や携帯の操作も超早いし、ピッキングもできてしまうほどの器用さ。
頭がいい人は、たいてい運動が苦手だったりしますが、杉下右京は違いますよ。
彼は護身術も心得ているし、剣道の腕前もスゴイ。
要するに戦っても強い!
こんなスゴイ人が変人扱いなのは残念ですよね〜。
思いやりがないわけではないのですが、いつも正義と真実を相手に突きつけるような発言をしてしまうんですよね〜。
決して間違ったことは言ってないんですけど、デリカシーに欠けちゃうんですよね〜。
杉下右京の人物像って、一言で言うとやっぱり「変人」なのかもしれません。
相棒キャストで主役の杉下右京という男の能力は?
余りに並外れた能力を持っている杉下右京。
その能力を何かに例えようとしても、現実離れしているため、ゲームの世界で例えてみますね。
自分が主人公のゲームをするとして、参謀として選択したいのが杉下右京。
杉下右京を誰かに取られたらもうゲームオーバー間違いなしです。
1番敵に回したくなく、そばで自分を支えて欲しい人物。
でも、自分の中にある卑しい心やずるさを見透かされているようで、一緒にいても心が許せる感じではないかな。
洞察力、記憶力が異常に優れていて、一目見ただけの電話番号を覚えていたり、容疑者の何気ない言動から違和感を感じたりします。
その他、誰も気に留めない些細なことから手掛かりを見つけたり、鑑識すら見逃すミリ単位の擦りキズから犯人を特定したり、観察眼が鋭い!
さらに読心術も併せ持っている…この人、敵に回したら、ダメ!絶対!!
また、円周率の暗記、ワイン、手話、方言、マジック、複数の外国語を理解しているなど幅広い知識を持っています。
どんだけなんでもできるんだこの人は!
相棒キャストで主役の杉下右京という男の口癖は?
杉下右京と言えば、ユニークな口癖がありますよね。
周りでも結構真似ている人がいるんですけど、結構ウケるんですよね〜。
それで一つずつ見てみましょう。
「はいぃ?」
語尾が上がるこの言い方、真似したことないですか?
私は…あります(笑)
このセリフを日常生活の中で、何気なく言ったり聞いたりすると、杉下右京の顔が脳内に映し出される…。
そんな現象、経験ないですか?
「妙ですねぇ…」
これを言われたらもうお終い。
学校サボったことも、宿題をしていないのも、そこにあったから拝借したお金も、間食をしたのも、まだお風呂入ってないのも、遅くまで起きていたことも、何もかもバレてます。
このひと言で、容疑者は少しずつペースを乱し始める訳です。
「おや?」
杉下右京がこの言葉を発したときは、何か見過ごせないものやことを発見したとき。
杉下右京という男を知った上でこのセリフを言われたら、たったの2文字、2文字なのに焦ってしまいそうです。
ちなみに、「おやおや?」バージョンもあります。
「細かいことが気になるのが僕の悪い癖」
これ、結構いいますよね。
相手が「ハァ?」と不快になるほどの些細なことを質問してきたりしますよね。
でもこの細かいことが事件解決につながったりするんですよね〜。
このセリフでたら、要注意ですよ〜。
「あと1つだけ。」
人差し指を立てて言うやつですよね。
聞き込みの際、帰り際によく言うセリフです。
この「あと1つ」が非常に曲者なんですよね〜。
容疑者を揺さぶるためにわざとやってるような気がしないでもありませんが…。
この「あと1つ」が、毎回結構大事なことばかり。
杉下右京がこのセリフを言ったときは、話を良く聞いておくと良いでしょう。
「いい加減にしなさい!」
個人的な話ですが、「相棒」シリーズをつけたままテレビに背を向けているとき、このセリフにビクッ!としたことがあります。
普段は物腰穏やかな杉下右京が、顔をプルプルと震わせて叫ぶんですよ。
「まだわからないのですか!」
と言うバージョンもあります。
これ言った時は、相当怒っている時ですよ。
普段はあまり怒りをあらわにしないので、これ言われると超怖いです。
「これで全てが繋がりました」
杉下右京が真実に到達したときのセリフ。
このセリフを発したら、事件はもう解決したも同然。
「どうもありがとう」
これ、ただのお礼なんですけど、いいかたが独特なんですよね。
「どーもありがとう」と上から下にさがるかんじのいいかたなんですけど、説明が難しいです。
でもドラマで何度も言うので、きっと気づくはずですよ。
一回聞くと耳につきますよ、これ。
ちなみに、私ははまって結構真似して使ってます。
相棒キャストで主役の杉下右京という男のまとめ
さて今回は相棒の主人公、杉下右京の人物像についてお送りしましたがいかがでしたでしょうか?
相棒を見たことがある人もない人も、杉下右京という男について楽んでくだされば嬉しいです。
相手が子どもでも役職が自分より上の人でも関係なく、間違っていることは間違っていると言える、そしてどんな相手でもいつも同じ自分でいられる杉下右京って、本当に強い人ですよね。
ホント尊敬します。
それにしても大人気シリーズ「相棒」は、一体シーズンいくつまで続くのでしょうか!?
現在放送中の「相棒」がシーズン17なので、その約2倍シーズン35以上は続いて欲しいですね!
「もしも人に限界があるとするならば、それは諦めた瞬間でしょう。」
ファンの間で人気の高い杉下右京の名言です。
「相棒」シリーズには、このセリフのように諦めずに走り続けて欲しいです!
水谷豊さん以外の杉下右京は考えられません。
水谷さん、体に気をつけて1年でも長く杉下右京を存続させてください!