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相棒シーズン17の第17話で登場する南井十(伊武雅刀さん)は、以前にも相棒に登場しています。

この南井が関わったとされる以前の事件、相棒史上稀に見る未解決事案なんです!

その南井が再登場ということでネット上は騒然!

杉下右京(水谷豊さん)、今回は無事事件を解決できるのか!?

17話放送の前に、気になる南井の人物像や杉下右京との関係、そして先回登場時の事件内容について一緒に復習しましょう。

追記:第17話でも南井VS杉下右京の決着はつきませんでしたが、第17話では南井に関する新事実が発覚!

南井の新事実に関する記事はこちらです⇩⇩⇩
相棒17:第17話で再登場の伊武雅刀さん演じる南井十に新事実!善悪の彼岸…歪んだ正義が行き着く先は!?

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相棒17:第17話に登場の伊武雅刀さん演じる南井十の人物像を見てみよう!

南井十(みないつなし)は元イギリスのスコットランドヤードの警部。

南井の両親は、大戦直後に渡英。

南井はイギリス生まれのイギリス育ちなのです。

プロファイリングの能力に長けていてスコットランドヤードでもかなりの切れ者でした。

現在はスコットランドヤードを退職しています。

相棒シーズン16の第7話で初登場。

退職した南井は念願だった日本旅行を叶えるため来日していたのでした。

杉下右京は南井の人物像について冠城亘(反町隆史さん)にこう述べています。

「彼にはいつの間にか心を開かせるところがありましてね、犯罪者でさえも彼を信用して自供を始めるとまで言われていました。」

また南井は

「光で照らせば、必ず影ができる。むしろ光を強めれば強めるほど皮肉にも影は濃くなっていきます。正義と悪とはそういう関係なんですよ。」

と言って、長い警察人生で結局犯罪をなくすことはできなかったと後悔の念を表しています。

まとめると、南井はプロファイリング、そして人の心を動かす能力に長けていて正義感が強い人物と言えます。

そんな南井でしたが、シーズン16の第7話で起きた事件の、実は黒幕なのではないかという疑惑が浮上します。(事件の内容については後述します。)

杉下右京に疑われつつもイギリスに帰国した南井でしたが、シーズン17の17話ではついにお縄になるのか?

それでは次に、南井と杉下右京の関係について見てみましょう。

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相棒17:第17話に登場の伊武雅刀さん演じる南井十と杉下右京の関係は?

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南井と杉下右京は、杉下右京がロンドン研修時代にパートナーを組んだ相棒。

杉下右京を「右京」とファーストネームで呼ぶところを見ると、かなり心を許している間柄なのではないかと推察できます。

3年前、杉下右京が全相棒の甲斐享(成宮寛貴さん)が起こしたダークナイト事件の責任を取らせれて停職中だった間、ロンドンに滞在していた際にも、南井と一緒に事件の捜査を行っていました。

3年前にロンドンで一緒に行った事件の捜査で、危うく迷宮入りしそうだった事件を杉下右京が解決に導いたと、南井は杉下右京を高く評価しています。

シーズン16の第7話では、昔の相棒との再会し日本で起きている事件を南井と杉下右京が一緒に捜査するという、昔を懐かしむようなほのぼのした関係からスタートしましたが、最後、南井がイギリスに帰国する別れ際に、南井が握手のために差し出した手に杉下右京が応じないという冷たい関係になってしまいました。

それは、シーズン16の第7話で起きた事件の結末が、3年前にロンドンで南井と杉下右京が一緒に捜査した事件の結末と酷似していたことで、事件の黒幕が実は南井なのではないかと杉下右京が確信したためなのですが…。

それでは気になるシーズン16の第7話の事件内容を一緒に復習しましょう。

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相棒17:第17話に登場の伊武雅刀さん演じる南井十の未解決事件の内容とは?

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早速シーズン16の第7話の事件内容です。

杉下右京と冠城亘が独自に捜査しているある事件に、日本滞在中の南井も興味を示します。

それは、西田という男(康喜粥さん)が遺体で発見されたことから始まりました。

現場の周辺に、持ち主不明のスマホが見つかり、そのスマホには西田と揉み合う犯人と思われる男が映った動画とダークウェブ(インターネットの検索エンジンではでてこず、それ専用のアクセス方法がある、インターネット裏社会サイト)へのアクセス履歴が残っていました。

そして、そのスマホの画像が、ダークウェブで公開されている動画のサムネイルと一致していることが判明。

さらに、事件は他に見つかった男女2遺体とも繋がっていることがわかり、犯人はスマホの持ち主と見当をつけ捜査は開始されたのですが…。

杉下右京と冠城亘はスマホの持ち主の特定に成功し、スマホの持ち主とされる無職の平岡(中村元気さん)を尋ねますが、平岡はそこで亡くなっていました。

平岡の自宅には大麻の痕跡が。

そしてダークウエブ上では、平岡が大麻や拳銃を販売していた記録が残っていました。

平岡の死亡推定時刻が西田の死亡推定時刻と類似していることで、捜査本部は西田を犯人として捜査します。

西田は6年前と3年前に男女を殺し、遺体を動画でアップ。

今度は平岡を殺そうとしたが、反撃にあって帰る途中で力尽きたのではないかと…。

しかし杉下右京は、スマホを最初に発見した刑事の土村(須田邦裕さん)を疑い問い詰めます。

土村は2ヶ月前、押収品の管理部署に所属しており、捜査の一環としてダークウェブを閲覧するうちに逆に引き込まれる形に。。。

ダークウェブ上で平岡とコンタクトを取り、押収品を平岡に横流しし、平岡から金を受け取るという行為を繰り返していました。

平岡との関係を断ちたい土村でしたが、平岡がもっと押収品を持って来いと直接会いに来るようになり、焦りを感じていたところに

「絶対にバレない殺人計画を買いませんか」

という人物とダークウェブ上で出会います。

困り果てていた土村は殺人計画を買い実行します。

平岡を殺したのは土村だったのです。

そして、殺人計画遂行の中で西田も殺しました。

ところが、その他の男女殺しは土村とは無関係でした。

杉下右京は土村が殺人計画を売った人物と連絡を取っていたという連絡用のアプリで、コンタクトすることに。

土村から受け取ったアプリにアクセスするためのパスワードが、特命係の二人が西田の家を訪れた際に見たメモに残された住所の郵便番号であることに気づいた冠城亘。

杉下右京は、殺人計画を売った人物が、西田の家を訪れた時に会った西田の息子だと目星をつけます。

殺人計画を売った犯人とアプリで連絡を取り、杉下右京は自分の推理を犯人に伝えます。

土村に売った殺人計画の筋書きは、男女二人を殺した連続殺人犯が今度は平岡を狙い、襲ったが返り討ちに遭い、逃げる途中で息絶えたというもの。

そしてそれを計画を売ったのは、西田の息子、西田真人(深澤嵐さん)であると本人に告げます。

コンタクトを取りながら、真人がいるであろう場所を予測できた特命係の二人は、ついに真人と対面します。

昔、母の死に直面した時に全く泣けなかった真人は、自分が普通ではないのではないかと疑問を持ちます。

それを確かめるために猫を殺し、それで、もっと混乱した真人は人も手にかけます。

そう、その他の男女二人は真人が殺したのでした。

そのうちダークウェブに出会い、そんな自分を肯定してくれる心を許せる人にも出会うことができた真人。

真人の異常性に気づいた父親が、真人を更生施設に入れようとしていましたが、真人はそんな父に、自分が過去に犯した殺人の罪と平岡を殺した罪をすべて着せるつもりでした。

そして、今回の殺人計画がうまくいけば、今後は殺人計画を売って生きていこうと思っていた真人。

一方真人の父親は、土浦に殴られた後の死の間際、平岡殺人の証拠品となる携帯電話をポケットから発見し、その見覚えのある携帯電話で、すべては息子・真人の計画であることを知りました。

すべて息子の仕業であることを知ってもなお、息子を守りたい一心で、最後の力を振り絞り、証拠品の携帯電話を遠くに投げ、自身は遠くへ少しでも現場より遠くへ移動しました。

もちろん、自然の愛情がわからない歪んだ性格の真人には、そんな親心は理解できません。

それよりも、人を殺しても心が痛まない自分を肯定してくれる、ダークウェブで出会った人物の方が大切のようです。

その後、パトカーで護送される真人でしたが、逮捕されても表情一つ変えず全く反省の色がありません。

途中、スマートウォッチにダークウェブからメールが届きます。

すると、今まで無表情だった真人の目から涙がこぼれ、さらに真人は安堵の笑みを浮かべます。

その後、警察に到着した真人は、トイレに行きたいと申し出て、トイレの中で青酸カリの入ったカプセルを飲み自ら命を絶ってしまったのでした。

スマートウォッチに届いたメールの言葉によって自害したと狙いをつける杉下右京。

しかし、真人は自害する前に全データを復元できない形で消去してしまったのでメールの送り主は特定に至りませんでした。

…ところが。

杉下右京は、被疑者が送検前に証拠データをすべて消去し青酸化合物で自害するという、今回と酷似した事件を思い出します。

そう、3年前、南井と一緒に捜査したイギリスでの事件です。

真人は、ダークウェブで、初めて心を許せる人と出会ったと言っていました。

犯罪者のプロファイリングに長けている…

人を取り込むのがうまい…

正義感が強い…

杉下右京:「光を強く当てると、その分影が濃くなる。以前あなたはそうおっしゃいましたね。影…犯罪者の中には、贖罪の心を持つことができない者がいます。そんな犯罪者は、自分の死でその罪を償わせるのがふさわしい…。」

杉下右京は、メールの送信主は南井と確信し南井にそう伝えます。

罪の意識を持てない者を、自死させることで成敗する。

南井は間違った正義で犯罪者を死に追いやっているのか…。

しかし証拠はない。。。

否定も肯定もしない南井は、イギリスへ帰国してしまいました。

杉下右京:「いつかすべてを照らして見せます。影ができる余地などないほどに。」

ここで前回のストーリーは終了するのですが、さて今回のシーズン17の第17話では、南井がロンドンで怪しい動きを見せます。

杉下右京、歪んだ正義感で殺人を操作する南井の証拠を挙げられるでしょうか?

未解決事件、ついに解決か!?

乞うご期待!

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相棒17:第17話に登場の伊武雅刀さん演じる南井十の人物像のまとめ

南井十は、イギリスのスコットランドヤード時代の杉下右京の相棒だったんですね。

そして今は、更正不可能な犯罪者を操作して死に追いやっている、歪んだ正義を行使し、杉下右京とは敵対関係にあります。

頭脳明晰で、警察官としての能力も杉下右京に劣らない南井ですが、どうして誤った正義へ向かってしまったのか。

犯罪をなくしたい思いは杉下右京も一緒のはずなのに、どうして。。。

ネットでは、杉下右京をシャーロック・ホームズ、南井十をモリアーティ教授とポジション付けしてるようですね。

イギリスつながりか〜。

今回のシーズン17の第17話では、事件解決となるのか、また先回作で真人に送ったメールがどういうものだったのかが明らかになるのか、楽しみです。

ちなみに、今回の17話の「倫敦からの刺客」の「倫敦」は「ロンドン」と読みますよ〜。

そして更に余談ですが、実は南井十役の伊武雅刀さん、相棒のスピンオフ映画の「鑑識・米沢守の事件簿」で全く関係のない役で出てま〜す。

それではみなさん、相棒シーズン17の第17話、お見逃しなく!!

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