
ドラマの内容は元より、全国のQueenファンまでもが注目しているドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」
今回の曲は何だ、ドラマの内容とどうマッチするんだと気になる方が急増中!
さて、気になる第2話の曲は、
I Want It All
です。
今回は、この「I Want It All」の歌詞と日本語訳、ドラマのストーリーとどうマッチするかについて解説していきます。
それでは早速オリジナルの歌詞から見ていきましょう。
目次
腐女子、うっかりゲイに告る第2話で流れたQueenの曲の歌詞は?
この曲、邦題が「アイ・ウォント・イット・オール」。
そう、そのままです。
日本語訳は後ほど記載しますが、この曲は「全てが欲しい!」というとても力強い曲です。
まずは曲の感じを掴むために、オリジナルの歌詞を見ながら動画の曲を聴いてみましょう。
I Want It All
I want it all, I want it all, I want it, all and I want it now
Adventure seeker on an empty street
Just an alley creeper, light on his feet
A young fighter screaming, with no time for doubt
With the pain and anger can’t see a way out
It ain’t much I’m asking, I heard him say
Gotta find me a future move out of my way
I want it all, I want it all, I want it all, and I want it now
I want it all, I want it all, I want it all, and I want it nowListen all you people, come gather round
I gotta get me a game plan, gotta shake you to the ground
Just give me, huh, what I know is mine
People do you hear me, just gimme the sign
It ain’t much I’m asking, if you want the truth
Here’s to the future for the dreams of youthI want it all (give it all I want it all)
I want it all (yeah)
I want it all and I want it nowI want it all (yes I want it all)
I want it all hey
I want it all and I want it nowI’m a man with a one track mind
So much to do in one lifetime (people do you hear me)
Not a man for compromise and where’s and why’s and living lies
So I’m living it all, yes I’m living it all
And I’m giving it all, and I’m giving it all
Oh oh yeah yeah ha ha ha ha ha
Yeah yeah yeah yeah
I want it allIt ain’t much I’m asking, if you want the truth
Here’s to the future
Hear the cry of youth (hear the cry of youth) (hear the cry of youth)
I want it all, I want it all, I want it all and I want it nowI want it all yeah yeah yeah
I want it all, I want it all and I want it now
Oh oh oh oh ohAnd I want it (now)
I want it, I want it
Oh ha
曲のイメージ、掴めましたでしょうか?
「I want it all」が力強いですよね!
「全部欲しい〜」っていうのはわかりましたが、その他の歌詞はどういう意味なのでしょうか?
次に、日本語訳を見てみましょう。
腐女子、うっかりゲイに告る第2話で流れたQueenの曲の日本語訳/意味は?

言いたいことはただ一つ!のこの歌。
でも、日本語に訳してしまうと、途端に情景描写のところの解釈が難しくなってしまうんですよね〜。
詳しい解説は後ほど。
とりあえず日本語訳を見てみましょう!
I Want It All
邦題:アイ・ウォント・イット・オール(日本語訳)
人気のない通りの冒険者は
ただひっそりと通りを彷徨う
若い戦士は、疑う間もなく叫ぶのさ
出口が見出せない痛みや怒りに
高望みしているわけじゃないんだ、と彼は言っていた
そこをどけ、俺は俺の未来を見つけるんだ
全てが欲しい、俺は全てが欲しい、俺は全てが欲しいんだ、今欲しいんだ
全てが欲しい、俺は全てが欲しい、俺は全てが欲しいんだ、今欲しいんだ聞いてくれみんな、集まってくれ
俺には戦略が必要だ、おい、聞いてるのか?
俺のものをよこせ
おい、聞こえてるのか?聞こえてるなら反応してくれよ
高望みしているわけじゃないんだ、もし真実が知りたいのなら
若き夢の未来へ乾杯全てが欲しい(俺の欲しいものを全部よこせ)
俺は全てが欲しい
俺は全てが欲しいんだ、今欲しいんだ全てが欲しい(そう、全部欲しいんだ)
俺は全てが欲しい
俺は全てが欲しいんだ、今欲しいんだ俺は一途な男さ
一度きりの人生、やることはたくさんある(おいみんな、聞いてるか?)
俺は妥協する男ではないのさ、どこであろうと、どんな理由であろうと偽りの人生はごめんだね
俺は精一杯生きるんだ、そう、精一杯生きるのさ
そして、そのためにできることはなんだってするのさ、そうなんだって
そう、そうなのさ、そうなんだ
俺は全てが欲しいのさ高望みしているわけじゃないんだ、もし真実が知りたいのなら
未来へ乾杯
若き雄叫びを聴け(若き雄叫びを聴け)(若き雄叫びを聴け)
全てが欲しい、俺は全てが欲しい、俺は全てが欲しいんだ、今欲しいんだ全てが欲しい
俺は全てが欲しい、俺は全てが欲しいんだ、今欲しいんだそう今欲しいんだ
欲しい、欲しいんだ
作詞/作曲 Queen
どうでしたか?
歌詞と歌詞の間に、省略されている感情なんかがたくさんあって、途中意味がわからないところなんかがありますよね。
例えば、
if you want the truth(もし真実が知りたいのなら)
の後には、「これが俺の欲しいものさ」が続くと考えられます。
そして、
I want it all(全てが欲しい)
と続くのです。
「大したことは望んでいないんだ」と言っておきながら、本当は「全てが欲しい」というわけなんですね。
言葉は短いけど、全てって大した望みですよね(笑)
イギリス人の友人にこの歌全体の意味について聞いてみると、こんな風に言っていました。
言いたいことはシンプル、
「俺は自分のやりたいことをやる、コノヤロー」
だそうです。
世の中は、世間の常識やたてまえのために、自分が本当にやりたいことを諦めている人で溢れています。
歌詞の中で出てくる「おい聞いてるのか?」という問いかけは、そういう世間に対する非難の表れのように感じます。
「俺は自分のやりたいことをやる」と宣言しても、実際の世界ではなかなか一筋縄ではいかないことが多いですよね。
「I want it all」と何度も何度も自分に言い聞かせて、自分のやりたいことを阻むものの中で、もがき苦しんでいる様子がすごくわかりますね。
それでも、自分の志に向かって一生懸命に生きようとする力強さが感じられて、とても元気が出る歌ですね。
メロディーと歌詞の雰囲気もピッタリ合っていて、さすが名曲!といった感じです。
腐女子、うっかりゲイに告る第2話で流れたQueenの曲の解説

この「I Want It All」は、1989年5月2日、アルバム「The Miracle」の中からリリースされたシングルでQueenの数ある大ヒット曲の一つ。
主に作詞を行ったのは、QueenのギタリストBrian May(ブライアン・メイ)で、ブライアンが別れた最初の妻と、新しい恋人への気持ちの葛藤を元にした歌/span>だと言われています。
「反乱」や「激動する社会」をテーマにした曲としてよく知られていますが、作者のブライアンは、志を持ち、己の目標に立ち向かう曲をイメージして作った曲だと言っています。
ですので、人種差別問題や同性愛者の人権運動なんかでよく使われている曲なんです。
どちらにしても、意志の主張というか、とても力強い歌であることは確かです。
実はこの曲、ライブで初めて歌われたのは1992年4月20日に行われたFreddie Mercury(フレディー・マーキュリー)の追悼ツアーでのこと。
フレディーは1991年の11月に、AIDSで45歳という若さで亡くなっていますので、歌ったのは作者のブライアン。
つまり、フレディーはこの曲をライブで歌ったことがないんです。
なので、ライブではありませんが映像でフレディーがこの歌を歌う姿が見られるのは本当に貴重なんですね〜。
ちなみにこの曲は、次の3つのバージョンが存在します。
アルバム「The Miracle」バージョン
これは、アルバムの「The Miracle」に収録されている編集されていないバージョンとなってます。
コンピレーションアルバム「Greatest Hits Ⅱ」バージョン
このバージョンは、曲がメンバーのアカペラから入るという編集されたバージョンです。
コンピレーションアルバム「Queen Rocks」バージョン
こちらのバージョンは、曲の入りが「Greatest Hits Ⅱ」バージョンと同じメンバーのアカペラですが、「The Miracle」バージョンのようヘヴィメタ風のギターのソロも挿入されています。
変化が加えられつつも、フレディーが亡くなった今でもライブで演奏されている曲で、「I want it all」と繰り返すところは、聴衆も一緒になって歌ったり、とても盛り上がるんですよ♪
さて、曲の背景がわかったところで、次はドラマのあらすじを見て、曲の内容と比べてみましょう。
腐女子、うっかりゲイに告る第2話のあらすじ(ネタバレ注意)
前回、紗枝(藤野涼子さん)のBLイベントに付き合い彼女に心を開きかけた純(金子大地さん)でしたが、別れ際、紗枝はBL好きなのであって、ゲイの自分が好きなのではないと思い直し再び心を閉ざしてしまいました。
ところが、本当の自分をさらけ出してもなお偏見なしで自分を見てくれる純を、紗枝は好きになってしまいます。
BLイベントに付き合ってからというもの、紗枝の純に対する押しが強い。
ある日、紗枝にお昼に誘われた純は、紗枝と美術室でランチをします。
「Queenのボーカルってゲイらしいね。やっぱり、バンドのメンバーと付き合ってたのかな?」
と紗枝が純に話しかけます。
純は、フレディー・マーキュリーが初めは女性と付き合っていて、そのあとは女性とか男性とか色々で、最後は男性のパートナーだったと説明します。
「じゃァバイなのかな」
という紗枝に、「女を抱けるゲイかも」と言う純。
それってバイってことじゃないのと聞く紗枝に、
「愛がなくても誰かを抱くことはできる」
と純。
積極的にアプローチしてくる紗枝に困惑する純は、ネット上の友人、「ファーレンハイト」(声:小野賢章さん)に相談を持ちかけます。
ファーレンハイト:「間違いなく彼女は君に惚れているね。女子高生から不惑を過ぎた男性まで手玉に取るなんて君も魔性の男だな。」
純:「やめてよ、本当に困ってるんだから。」
ファーレンハイト:「困ることはないだろう。最終的に君の取るべき選択肢は3つしかない。一つ目は自分が同性愛者だと明かして彼女を振る。」
純:「真摯だね」
ファーレンハイト:「二つ目は、自分が同性愛者だと明かさずに振る」
純:「無難だね」
ファーレンハイト:「三つ目は、自分が同性愛者だと明かさずに彼女と付き合う」
純:「外道だね。」
ファーレンハイト:「おっと、自分が同性愛者だと明かして彼女と付き合うというのもあるな」
純:「君のオススメはどれ?」
ファーレンハイト:「彼女を振って、その勢いで彼氏も振って、僕と付き合ってくれるのが一番嬉しいかな」
純:「I want it all だね」
ファーレンハイト:「アニタ*の気分だよ(笑)」
純:「遠慮しておくよ。君の彼に恨まれたくないし」
ファーレンハイト:「素敵な誕生日プレゼントになりそうだったのに」
純:「誕生日…近いの?」
ファーレンハイト:「ああ。来週だ」
純:「おめでとう。二十一歳だっけ?」
ファーレンハイト:「今は僕のことはどうでもいい。君はその彼女のことをどう思っているんだい?」
純:「好意の方が強いよ。だから困ってるんだ。嫌いならどう扱っても良心は咎めない。」
ファーレンハイト:「要するに、好きということか…」
純:「ラブじゃなくてライクだけどね。」
ファーレンハイト:「ラブとライクでは『好き』の全てを表現することはできないよ。」
純:「そう言われても…。じゃあどう表現すればいいのさ。」
ファーレンハイト:「簡単さ。僕たちは優秀なセンサーを一つ体に備えているじゃないか。」
純:「センサー?」
ファーレンハイト:「ああ。勃つ『好き』と、勃たない『好き』だ。」
そう言われて、じっと考え込む純なのでした。
場面は変わり、教室で、男子が着替えています。
幼馴染でクラスメイトの亮平(小越勇輝さん)の上半身に見とれる純。
ー僕は亮平と付き合いたいと思ったことは一度もない。だけど、亮平とセックスしたいと思ったことは何度もある。この感覚を、異性愛者は絶対にわかってくれない。ー
純は亮平から今度の日曜日、遊園地に行かないかと誘われます。
メンバーは、亮平、小野(内藤秀一郎さん)、今宮(吉田まどかさん)、紗枝、小野の彼女。
マコトさん(谷原章介さん)と会えるかもしれないと期待し乗り気ではない純。
マコトさんに電話で週末の予定を確認すると、「週末は家族旅行だから難しい」と言われてしまう。
場面は変わり、放課後純は、亮平が後輩に告白されて断っている場面に遭遇。
振った側なのに、なぜか亮平が落ち込んでいます。
落ち込むくらいなら付き合えばよかったのにと純が言うと、
「好きじゃなかったから」
と答える亮平。
純:「好きじゃないってどうしてわかるの?」
亮平:「考えたことなかったな。いつも好きになったら好きだから。」
純:「亮平ってモテるのに変わってるよね、趣味が。」
亮平:「変わってないよ。好きな子を好きになってるだけ。」
実は亮平、中学の頃も、学校で一番人気の女子からアプローチされても眼中になく、面白いパラパラ漫画書いてた他の女子が好きだったそう。
亮平:「純があまり誰ともつるまないから、一緒に遊園地に行ってくれたら嬉しい。純と普通でベタな青春を過ごしたいんだ。」
純:「なにそれ?」
亮平:「中身のない話で盛り上がって、くだらないことでずっと笑ってるみたいな、普通でベタな青春。」
純:「普通でベタな青春、過ごせるかなぁ僕。」
そう言って、純は遊園地行きを承諾し、亮平を喜ばせるのでした。
帰宅した純は、母親(安藤玉恵さん)に日曜日に遊園地に行く旨を告げます。
デートだと勘ぐる母。
女子も一緒だと知りますます妄想が先を行く母陽子は、
「純くんに彼女か〜え?どんな人?見てみたいな〜。でも私嫉妬するかな。でも純くんが選んだ人なら。あ!母さんね、純くんが素敵な家庭を築く未来がね、今見えた。母さん、早く孫が見たいな〜。そりゃ気が早すぎか!」
複雑な表情の純。
耐えきれなくなり、コンビニに行くと言って家をる純なのでした。
ー母さんのことは好き。昼も夜も一生懸命働いて、いつだって僕のことを大切にしてくれる母さんを嫌いになれるわけがない。だけど、母さんと話すのは他の誰よりも疲れる。もし母さんが僕が同性愛者だと知ったら、その時どうすればいいか、全く答えは浮かばない。ー
純:「孫か」
ー浮かばないまま、絶対に教えるわけにはいかないという結論だけが残る。ー
日曜日。
遊園地で純は、紗枝と二人で行動することになります。
ジェットコースターやお化け屋敷でそれなりに楽しい時間を過ごします。
怖がりの紗枝を連れた純は、お化け屋敷で手こずります。
やっと出てきた純に亮平は、
「何してたんだよ?おっぱいでももんじゃった?」
とからかわれる。
否定する純に、
「おっぱいを揉むところから始まる恋もある。」
と亮平。
ーおっぱいを触れば、僕だって勃つのかなー
そう考えてしまう純なのでした。
亮平が少し場を離れた時、純が遊園地に呼ばれた本当の理由を小野に聞かされます。
今回の遊園地の目的は、なんと純と紗枝をくっつけることだったのでした。
小野:「あいつもお節介だよな〜マジで。人のことは人に任せればいいのに。好きな人が幼馴染に奪われようとしてんのに、のんきに応援とか、正気じゃねぇわ。」
亮平は実は紗枝が好きだったのです!
計画では、最後の観覧車で紗枝が純に告白することになっているとのこと。
「お前、三浦のこと好きじゃないだろう?亮平のこと思うんだったらそれを断れ。あいつ、『俺もう、どうしたらいいかわかんねえよ』って言ってた。お前、俺よりあいつと付き合い長いんだから、あいつがそういう弱音吐くの珍しいってわかるだろ。頼んだぞ。」
そう小野に言われた純はとても複雑な気持ちになる。
純といることが心底楽しいというふうに純に笑顔を向ける紗枝が、「好きだ」と声で全身で表現する様を愛おしいと思う純。
紗枝:「安藤くんって、遊園地向いてないよね。水族館も向いてなかったか。」
好きな娯楽施設を紗枝に聞かれた純は温泉と答えます。
ジジくさいと言って微笑む紗枝。
紗枝の笑顔が眩しい。
トイレに行くと言って場を離れた純は、遠くから紗枝と亮平が楽しそうに話しているのを見かけます。
亮平の気持ちを知った純は、心が揺れます。
いよいよ紗枝と観覧車に乗り込んだ純。
そこで、紗枝が過去に亮平のスケッチをしていて、亮平に見つかったことがあるという話を聞きます。
ー亮平らしいやー
自分の好きな紗枝が純に惹かれていることで、紗枝を応援してしまう亮平を思って、純はますます心が穏やかではなくなります。
もうすぐてっぺん。
紗枝:「池袋に行ってから安藤くんのことが気になって仕方がないの。人をこんなに好きになったの生まれて初めてなんだ。安藤くんが同じように、私のことを好きじゃないのはわかってる。でももし、他に好きな人がいるとかそういうのがなくって、安藤くんが私のことを嫌いじゃないなら私と…付き合ってください。」
ーごめん、僕男が好きなんだ。それが誠実な答えだ。だから答えは決まってる。ー
「三浦さん…」
そう言う純の心の中では、もう一人の純が叫んでいます。
ー欲しい。欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい。欲しい欲しい欲しい欲しい。ー
返事を待つ紗枝にそっとキスをする純。
ー僕は全てが欲しい。男に抱かれて悦びたい。女を抱いて子を成したい。自分の子どもを甘やかしたい。欲しい欲しい欲しい欲しい。欲しい欲しい欲しい。ー
純:「僕も三浦さんのこと気になってた。僕と付き合ってください。」
紗枝:「はい。」
観覧車を降りるなり、Vサインの紗枝。
うなだれるが、純の幸せを喜び微笑む亮平。
親友の亮平を傷つけられて怒る小野。
純は、自分が同性愛者であることを告げずに、紗枝と付き合うことにしてしまいました。
そう、ファーレンハイトに言っていた「外道だ」というその方法で…
ネタバレ第2話はここまでです!
腐女子、うっかりゲイに告る第2話のストーリーと曲との関係
紗枝との距離が縮まったことで、紗枝なら自分をわかってくれるかもしれないと希望を持つ純。
紗枝と付き合えば、普通の男子が思う「普通でベタな青春」を送ることができるかもしれない。
でも、マコトさんとも離れなれない。。。
純は原作の「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」の中で、こんなことを言っています。
僕は全てが欲しい。男に抱かれて悦びたい。女を抱いて子を生したい。誰かの息子として甘えたい。自分の子供を甘やかしたい。欲しい、欲しい、欲しい、欲しい、欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい。
純は普通の男子が手に入れる幸せと、ゲイとしての幸せ全てを手に入れたいのです。
心の中には確固とした願いがあるのに、それを叶えることが難しい。
頑張ればどうにかなる問題でもないですからね〜。
思うようにならない現実に、心の中では葛藤が続きます。
まさに、「I Want It All」なのです!
手に入れたい未来とそうできない現実の間でもがき苦しむ純の様子にピッタリですよね!
原作者、浅原ナオト先生の曲選びのセンスが光りますね〜!
腐女子、うっかりゲイに告る第2話で流れたQueenの曲の意味のまとめ
第2話で挿入されたQueenの曲は、
「I Want It All」
で、浅原ナオト先生原作の「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」では第2章のタイトルになっています。
第2話では、普通の男子としての幸せもゲイとしての幸せも、すべてが欲しいと願う純が、思い通りにいかない現実の間でもがき苦しむ感じが曲とマッチしていましたね。
果たして純には、どんな未来が待ち受けているのでしょうか?
欲しいものは全部手に入るのでしょうか?
次回の放送も楽しみですね。
さて、「腐女子、うっかりゲイに告る。」第3話は、
2019年5月4日(土)午後11時30分から放送です!
お楽しみに〜♪