出典:https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/fujoshi/

先回の第6話は、原作の第6章の途中で終わってしまうという展開に、原作を知るファンの間では、少しがっかりした方もいるのではないでしょうか?

なぜって原作の第6章は、この物語の山場だから!

同性愛者、そしてそれを取り巻く人や家族、いろいろな人たちの気持ちや立場が考えさせられる部分なんです。

それが途中で終わってしまったもんだから。。。

第6話で挿入された「Somebody to Love」は、原作の第6章全体があってこその挿入歌だと思っていた私は、ちょっと戸惑っています。

さて、原作の第7章のタイトルは「Love of My Life」なので、本来第7話で挿入されるべきQueenの曲は「Love of My Life」のはずなのですが、今回挿入された曲は

We Will Rock You

実は、この「We Will Rock You」は原作には出てこない曲なんです。

でも、ドラマの内容ととっても合ってる!

なるほど考えましたな、NHK!

ということで、早速ドラマの第7話のあらすじ、挿入されたQueenの曲の詳細やドラマとの関係性などを見ていきましょう。

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腐女子、うっかりゲイに告る第7話で流れたQueenの曲の歌詞は?

ずんずんちゃっ、ずんずんちゃっ

という独特のリズムでおなじみの「We Will Rock You」。

今でもドラマやイベントなどでたくさん使われている曲なので知ってる方も多いのでは?

それでは早速歌詞を見ながら曲を聴いてみましょう。

We Will Rock You

Buddy, you’re a boy, make a big noise
Playing in the street, gonna be a big man someday
You got mud on your face, you big disgrace
Kicking your can all over the place, singin’

We will, we will rock you
We will, we will rock you

Buddy, you’re a young man, hard man
Shouting in the street, gonna take on the world someday
You got blood on your face, you big disgrace
Waving your banner all over the place

We will, we will rock you, sing it!
We will, we will rock you, yeah

Buddy, you’re an old man, poor man
Pleading with your eyes, gonna get you some peace someday
You got mud on your face, big disgrace
Somebody better put you back into your place, do it!

We will, we will rock you, yeah, yeah, come on
We will, we will rock you, alright, louder!
We will, we will rock you, one more time
We will, we will rock you
Yeah

We Will Rock You
Written word and music by Brian May

曲調が、戦う誰かを囃し立てる周りの人達を想像させますよね。

よく耳にする曲なのに、歌詞の意味を考えたことがなかった方も多いのでは?

それでは、実際の歌詞の意味を見てみましょう。

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腐女子、うっかりゲイに告る第7話で流れたQueenの曲の日本語訳/意味は?

ウィーウィール・ウィーウィール・ロッキュー♪

と「ずんずんちゃっ」が有名なこの曲ですが、曲全体を聴いたことがなかった方もいらっしゃいますよね?

実際聞いてみてどうですか?

結構短い曲でびっくりしました。

さてさて、それでは早速日本語訳の歌詞を見てみましょう。

We Will Rock You
邦題:ウィ・ウィル・ロック・ユー

(日本語訳)
おい、少年、立ち上がれ
ストリートで遊んでる君、いつか大物になるんだ
自分の顔に泥を塗るなんて、情けない
腐ってる暇があったら、歌え

お前たちをあっと言わせてやる!
全てを変えてみせる!

おい、威張りくさっている青年
ストリートで叫んでいる君、いつか世界を支配するんだ
顔が血まみれじゃないか、情けない
あちこちで旗を振っている暇があったら(歌え)

お前たちをあっと言わせてやる、歌え!
全てを変えてみせる!

おい、貧しいおっさん!
目で訴えているあんた、いつかあんたに安心をもたらすんだ
自分の顔に泥を塗るなんて、情けない
誰かがあんたをいるべき場所に戻すのさ、やるぜ!

お前たちをあっと言わせてやる!そうさ、そうなのさ、いくぜ!
全てを変えてみせる!そうそう、もっと大きな声で!
お前たちをあっと言わせてやる!もう一回!
全てを変えてみせる!
いくぜ!

ウィ・ウィル・ロック・ユー 作詞/作曲 ブライアン・メイ

元気の出る歌ですね〜!

子どもからお年寄りまで、頑張れ〜っていう応援歌なんですね。

最初に出てくる「make a big noise」というのは、文字通りに訳せば「大きな音を立てろ」という意味ですが、これは「大騒ぎをする」が転じて、アイスブレイクというか、何か事を始めるきっかけを作るというか、そんな意味があります。

ストリートで遊んでないで何かしろという意味かと思いましたが、「立ち上がれ」と訳しました。

「Kicking your can all over the place」というのが後に出てくるのですが、これも文字通り訳すと、「あちこちに缶を蹴っている」という風になります。

これも文全体から考えて、何かの理由でふてくされている様子なのかなと思い、「腐ってる暇があったら」と訳しました。

「make a big noise」と「Kicking your can all over the place」が、音の感覚で繋がっていて面白いですよね。

イギリス人の知り合いが言うには、この曲は、

「自分を小さくしてしまう周りの人たちに立ち向かえ」

という曲のようです。

世の中はこうあるべき、私は正しいのだという人たちに声をあげろ〜ということらしいです。

なるほど、かっこいいですね!

短い曲ながら、リズムも良く、メッセージもシンプルで耳にも心にも残りますね。

では次に、この曲の詳細を見てみましょう。

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腐女子、うっかりゲイに告る第7話で流れたQueenの曲の解説

「We Will Rock You」という曲は、1977年に発売のアルバム「News of the World」のために、Queenのギタリスト、Brian May(ブライアン・メイ)によって書き下ろされた曲です。

この曲は、Freddie Mercury(フレディー・マーキュリー)作ではないんですね。

確かに、フレディーが作るような複雑さはありません。

でも、「超・ロック」って感じがしますよね。

印象的なリズムの「ずんずんちゃっ」は、「ずんずん」の部分は両足を床で踏み鳴らし、「ちゃっ」の部分は手拍子をするというスタイルで、メンバーがこのリズムを幾度も繰り返し、何重にも録音して表現しています。

基本ドラムやベースはほとんど使われておらず、「ずんずんちゃっ」のほかは、ブライアン・メイのギターソロとアカペラで演奏されています。

アレンジは他にもあって、ライブなどではドラムやベースを使って、少しアップテンポで演奏されるんです。

「ずんずんちゃっ」がドラムで演奏されているんですが、やっぱり足踏みと手拍子の方が味がある感じがしますね〜。

メロディーラインもサビも楽器もシンプルなのに、こんなにも人の心に残るあたりはやはり傑作と言えるでしょう。

さて次に、この曲がドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」に使われた背景なんかを知るために、第7話のあらすじを見てみましょう。

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腐女子、うっかりゲイに告る第7話のあらすじ(ネタバレ注意)

「純、僕たちのような人間はどうして生まれて来ると思う?」

先日自ら命を絶った、純(金子大地さん)のネット上の友人である「ファーレンハイト(声:小野賢章さん)」から純に出された課題。

その答えを未だ見つけられない純は、

ー僕の居場所はどこにある?ー

といつも考えてしまうのでした。

退院後マコト(谷原章介さん)に会った純は、これまでに口に出せなかった質問をマコトに投げかけます。

純:「僕のこと、愛してる?」

マコト:「ああ、愛してるよ。」

純:「奥さんのこと、愛してる?」

マコト:「愛していない。」

純:「じゃぁ、僕と奥さんが、川で同時に溺れてたら、どっちを助ける?」

そう尋ねられてマコトは、純らしくない質問を投げかけてくることに動揺して、どうした?何かあったのか?と言って純の質問をはぐらかしてしまいます。

場面は変わり、純はマコトといつも待ち合わせるカフェバー39’に来ています。

純は、イギリスから来たオーナーのケイト(サラ・オレインさん)に、どうして日本のように同性愛者が生きにくい国に来たのかと問いかけます。

日本の女の子が一番キュートだと思ったからだというケイトは、こう続けます。

「国や世間が認めている認めていないって、あんまり関係ないよ。どこに居ても自分を認めている人はHappyだし、自分を認めていない人はStressを溜めている。」

純に何かあったのだと察したケイトは、

「You can run, but not from yourselfー逃げてもいい。でもね、自分からは絶対に逃げ切れないよ。今じゃなくてもいいから、どこかで戦う覚悟を決めなさい。」

と純にアドバイスします。

自分から逃げている…

そう思った純は、終業式だけでも来てくれないかと言っていた紗枝(藤野涼子さん)を思い出し、終業式に出る決心をします。

ー終業式当日ー

学校に向かう紗枝は、中学時代のクラスメイトにばったり出くわします。

自分が「腐女子」であるということがバレて、友達ではなくなった人たちでした。

男子の色恋が好きなことを未だにバカにされた紗枝は、そそくさとその場を立ち去ります。

一方、登校した純が教室に入ると、ピタリと会話が止み、まだ気まずいクラスメイトでいっぱいでした。

そんな中、紗枝は純を美術室に呼び出し、純がいない間にクラスで「同性愛」についての話し合いが持たれたことを伝えます。

「同性愛は異常だなんて言う人は一人もいなかった。どんな形でも、人を愛することは素晴らしいことだ、そんな感じで終わった。」

紗枝は、自分もその時はそう思ったが、家に帰ってから、クラスにもう一人くらい同性愛の人がいてもおかしくないのではないかと感じ、同性愛を認めた結論の後でも、その人は自分が同性愛者だと名乗り出なかったことに違和感を感じたと言います。

「余計なことをするな、そっとしておいてくれ。」

その人はそう感じたかもしれないと紗枝。

「…私はどうしたら安藤くんに近づけるの?私の言葉は、どうすれば安藤くんに届くの?」

そう紗枝は純に投げかけましたが、始業のチャイムが鳴り、純も何も答えることができませんでした。

美術室を出ると、何とそこに小野(内藤秀一郎さん)が立っていました。

何か言いたいことがあったのかもしれませんが、

「言いたいことがあるなら言えよ」

と純に凄まれた小野は、

「何もねぇよ」

と言って立ち去ってしまいました。

立ち去る小野の背中を見送りながら紗枝は、同性愛に関する話し合いで、小野が発言したことを純に伝えます。

「同性愛は気にしないと口では言ったって、実際に明かされたら気になるに決まってる。同性愛者はそれをわかっているから打ち明けないんだろう。なのに、聞こえのいいことばかり言うのは卑怯じゃないか…。」

さて場面は変わり、終業式の時間です。

体育館で終業式が始まり、部活動の表彰が始まると、絵画コンクールで受賞した紗枝の名前が呼ばれ表彰されます。

この時純は、紗枝がどんな絵を描いて表彰されたのかわからない自分に気付かされます。

好きだと言いながら、紗枝の描いた絵のことすら知らない純は、いかに自分が紗枝のことを知らなかったかを思い知ります。

さて表彰を受けた紗枝でしたが、舞台から降りようとしません。

スピーチ台のマイクを掴んだかと思ったら、おもむろに

「私は、私はBLが大好きでーーーーーす!」

と叫びます。

その後、自分が腐女子であることを説明し、自分がBLにはまったのがいつで、腐女子であることがバレたために受けた偏見などについて話し出します。

先生たちが止めに入っても、スピーチを続けようとする紗枝は、とうとう先生たちに取り押さえられます。

そこに、一人の男子が走って登壇し、紗枝を取り押さえている先生たちを紗枝から引き離します。

「三浦続けろ!大事な話をしようとしてるんだ!今までずっと踏み潰してきたものと、無いことにしてきたものと、ちゃんと向き合おうとしてるんだ!また無かったことにして終わらせるなんて、絶対にさせねえぞ!」

そう叫んで紗枝を助けようとしたのは、純の幼馴染で紗枝に片想いする亮平(小越勇輝さん)なのでした!

が、亮平も先生たちに取り押さえられてしまいます。

それを見たクラスメイトが、友達のピンチだと言って立ち上がります。

一人、また一人と登壇して先生たちを降段させようとする生徒はどんどん増えていき、たくさんの生徒が先生たちを取り押さえます。

ほとんど暴動です!

紗枝はスピーチを続けます。

中学校時代に腐女子バレして友達を失った紗枝は、高校入学後、自分が腐女子であることをひたすら隠していた事、バレないために遠出してBL本を買った本屋で、クラスメイトの男子に目撃されてしまった事、その彼が好きになってしまった事、彼と付き合う事になって幸せいっぱいだった事などを話します。

スピーチを聞く生徒たちが囃し立てて盛り上がる中、紗枝のスピーチの調子が一変します。

紗枝は、幸せ絶頂だった自分に悲劇が襲った事を話します。

セックスしようとした時、彼が自分には勃たなかった事、彼が男の人とキスしているところを目撃してしまった事…。

「私が初めて出会った、ゲイであって欲しくない男の子はゲイでした。」

すると、体育館中の騒ぎが、ピタリと止まります。

泣きながら紗枝は、ゲイの彼がどれほど苦しんできたかをみんなに伝えます。

いかに彼が普通の人間として生きたかったか、普通の人間の幸せを手にしたかったか。

紗枝:「彼はいつも、自分の目の前に透明な壁を作っています。その壁の向こうから私たちのことを見ている。でもそれは自分を守っているんじゃなくって、私たちを守っているんです。僕がここから出たら君たちはきっと困ってしまう。摩擦をゼロにするように、空気抵抗を無視するように、僕を無かったことにしないと、世界を簡単にして解いている問題が解けなくなってしまう。だから僕は、こっち側でおとなしくしているよ。そう言ってるんです。彼は自分が嫌いで、私たちが好きなんです。」

「でも私は、彼のことが本当に好きで…」

話し続ける紗枝は、涙で言葉が詰まってしまいます。

そこへ、紗枝のマイクを取り上げて叫ぶ生徒が一人。

「安藤!テメェはいつまでそこでぼーっと突っ立ってるんだよ!自分はホモだから、苦しんでいるから、他のだれより自分が一番かわいそうだって思ってんだろ?ふざけんな!テメェにテメェの都合で騙されて、好き放題された三浦の方が、よっぽどかわいそうじゃねぇか。テメェはそれにどう落とし前つけるんだよ!どうやって責任取るんだよ!」

なんと小野でした!

「さっさと出てこい!んで、ケリつけろ!男だろうが!!」

小野にそう言われて、純は思います。

ー世界を簡単にする。たった一つ、大事なことだけ残す。大好きな女の子が泣いている。ー

純の頬に涙の粒が次々と溢れては落ちます。

「勝手なことほざいてんじゃねぇよ!」

そう叫んで純は紗枝に向かって走り出します。

片手でひらりと登壇した純は、紗枝と向かい合います。

「ごめん…あと、ありがと。」

純がそう言うと、紗枝が純に抱きつきます。

紗枝は純にキスを要求します。

渋る純に、

「こんな簡単な問題も解けないの?」

と紗枝。

全校生徒たちの囃し立てる声を聞きながら純は

「うるせぇ」

と紗枝に小さく悪態をつき、紗枝にキスします。

さて、終業式が終わりみんなが帰ったあとで、一人教室にいた純の前に、一人の男子生徒が現れます。

それは以前屋上で、校内にホモがいるから気を付けろと面白おかしく話していた生徒の一人でした。

あの時はすいませんでしたと男子生徒。

その男子生徒は、実は自分もゲイだと告白します。

自分もゲイなのに、同じように悩んでいる純を傷つるようなことを言ってしまったことをずっと後悔していたと純に謝ります。

そして、今日の純を見て生きる勇気をもらったとお礼を言います。

あの日屋上で、先にゲイの話をしだしたのはこの男子生徒だったことを思い出した純は、彼が一緒にいた男子生徒のことが好きなんだねと察します。

気になっている相手にゲイネタを振って、相手の反応を見るのは、「ゲイあるある」らしい。

「お互い、肩の力抜いて頑張ろう。僕ら、100望んで10返ってくればいい方だから、ゆるく生きていかないと壊れるよ。僕は今日、それを学んだ。」

そこへ、校長室へ呼ばれていた紗枝が教室に帰って来て、彼は帰って行きました。

純は紗枝に、今度行きたいところがあるので、一緒に行って欲しいと頼みます。

どこに行きたいのかと尋ねる紗枝に、純は「海」と答えます。

純は、「ファーレンハイト」との約束を果たすため、彼の家に行くことを決意したのでした。

以上で第7話終了です。

今回は、原作をほぼ再現できていたと思います。

物語の主要部分でしたから、原作の第6章を二つに分けて、きっちり再現したのは正解だったのではないでしょうか?

…でも前回、自分がゲイであることが母親の陽子(安藤玉恵さん)にバレてしまって、自分の苦しみを純が母親にぶつけた時の陽子の様子なんかは、もう少しドラマで再現してほしかったです。

あれで陽子の懐の深さというか、純に対する母の愛情というか、ファーレンハイトが手に入れられなかったものの大きさを測る、重要な所だったと思うのですが…。

原作は、ドラマよりも純を取り巻く人たちの思いがよくわかるので、ぜひ読んでみてくださいね。

ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」の原作を読むならこちら↓↓↓
「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(浅原ナオト著)

さて次回は最終回。

原作では、あと2章残されていますが、あと1話で収まり切れるのでしょうか?

楽しみです!

それでは次に、ストーリーと曲との関係について見てみましょう。

腐女子、うっかりゲイに告る第7話のストーリーと曲との関係

出典:https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/fujoshi/

実はこの曲、浅原ナオト先生原作の「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」のタイトルにはなっていない曲なんです。

なので、先週のドラマが、原作の第6章の途中で終わってしまったので、曲はどうなるのかとハラハラしていましたが、予告編で「We Will Rock You」が流れていたので、なるほどな〜と思いました。

今回の第7話(原作の第6章後半)は、紗枝が壇上で自分が「腐女子」であることや、純が「ゲイ」であるために苦しんできたことなどを、勝手にスピーチしちゃうことがメインのお話でしたね。

「大事な話をしようとしてるんだ!今までずっと踏み潰してきたものと、無いことにしてきたものと、ちゃんと向き合おうとしてるんだ!また無かったことにして終わらせるなんて、絶対にさせねえぞ!」

原作「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」ー浅原ナオト先生作より抜粋

そう叫んだ亮平の言葉が印象的です。

本当の自分を隠さなければならない苦しみ、それをわかってもらうために、まずは紗枝が立ち上がった!

そして亮平が立ち上がり、クラスメイトや他の生徒たちをも巻き込みました。

人と違う自分を排除しようとする世間に立ち向かった紗枝は、みんなを驚かせ、他の生徒たちを巻き込むほどに、みんなの常識に踏み込んだのでした。

まさに「Rock You」じゃありませんか!

終業式で、みんなが紗枝をサポートする様子は、「ずんずんちゃっ」という、何重にも録音された足音や手拍子にぴったりですよね。

本当に応援歌という感じがしてぴったりだなぁと思いました。

腐女子、うっかりゲイに告る第7話で流れたQueenの曲の意味のまとめ

第7話で挿入されたQueenの曲は、

「We Will Rock You」

で、浅原ナオト先生原作の「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」には出てこないQueenの曲でした。

自分と闘ってみようと決意し終業式に出席した純と、全校生徒の前での紗枝のスピーチは、まさに闘いでしたね〜。

一歩踏み出した純、そして紗枝の活躍でみんなの理解を得た純でしたが、転校は思いとどまってくれるでしょうか?

みんなの前でキスをして見せた紗枝とは、どうなるのでしょうか?

原作は、あと2章プラスおまけが残されているのに、あと1話で最後までいけるのか?

今回でクライマックスと思いきや、残された原作の2章にまだ驚きが残されていて、とても読み応えがあるのですが、ドラマで再現されてくれることを願っています。

マコトさんがどうして純のような若い子と付き合っているのかも、原作だと第1章で出てくるんですけど、ドラマでは省略されてますもんね〜。

原作の表現なんかがNHKでNGなのかな??

興味のある方は、原作を読んでみてくださいね。

ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」の原作を読むならこちら↓↓↓
「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(浅原ナオト著)

さて、次回「腐女子、うっかりゲイに告る。」第8話(最終話)は、

2019年6月8日(土)午後11時30分から放送です!

お楽しみに!

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