出典:NHK

ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」では、毎回Queenの曲が挿入されることになっていますが、第7話では、ストーリーのタイトルになっている曲「We Will Rock You」の他に、ドラマの最後の方でもう一曲挿入されていましたね。

原作の「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」にもでてこないあの曲は一体何だったのでしょうか?

早速曲の詳細や歌詞などを見てみましょう。

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腐女子うっかりゲイに告る第7話の最後に挿入されたQueenの曲は?

早速ですが、ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」第7話の最後に挿入されたQueenの曲は、

Save Me

です。

この曲は、1979年にレコーディングされて、1980発売のアルバム「The Game」に収録されています。

作詞作曲はQueenのギタリスト、Brian May(ブライアン・メイ)。

結婚が破綻した友人についての歌だそうです。

初めてこの歌を聴いた時、フレディーが恋人だった「Mary Austin(メアリー・オースティン)」と別れた苦しみを歌った曲かと思いましたが、違いました。

この曲については、詳細を触れられることがあまりありませんでしたが、歌詞を知ると、結婚が破綻したその友人の悲しみや苦しみ、まだ心に居つく愛なんかが伝わってきます。

4分程度の歌ですが、とてもずっしりと心に残る歌です。

それでは次に、この曲の歌詞を見てみましょう。

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腐女子うっかりゲイに告る第7話の最後に挿入されたQueenの曲の歌詞は?

トレンディードラマのBGMに使われそうなこの曲、まさかボーカルのFreddie Mercury(フレディー・マーキュリー)が上半身裸にネクタイといういでたちで歌っているとは思えないほど、優しいメロディーですよね。

MVもなかなかファンタジックなんです。

それでは早速歌詞とMVを見ながら曲を聴いてみましょう。

Save Me

It started off so well
They said we made a perfect pair
I clothed myself in your glory and your love
How I loved you
How I cried

The years of care and loyalty
Were nothing but a sham it seems
The years belie we lived a lie
I love you till I die

Save me save me save me
I can’t face this life alone
Save me save me save me
I’m naked and I’m far from home

The slate will soon be clean
I’ll erase the memories
To start again with somebody new
Was it all wasted
All that love?

I hang my head and I advertise
A soul for sale or rent
I have no heart I’m cold inside
I have no real intent

Save me save me save me
I can’t face this life alone
Save me save me save me
Oh I’m naked and I’m far from home

Each night I cry I still believe the lie
I love you ‘till I die

Save me save me save me
Save me save me oh save me
Don’t let me face my life alone
Save me save me oh
I’m naked and I’m far from home

Save Me
Written word and music by Brian May

第7話メインの「We Will Rock You」とは正反対の印象のこの曲。

曲調がとてもしっとりしてますよね。

MVを見ながら聞いていると、絵本の読み聞かせをしてもらっているような感覚になります。

MVの最後で、白い鳩になった彼女を手で追うフレディーの姿が印象的です。

タイトルが「Save Me」ですから、助けを求める歌だということは想像できますが、歌の歌詞はどんな意味なのでしょうか?

それでは次に、歌詞の日本語訳を見て歌詞の意味を考えてみましょう。

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腐女子うっかりゲイに告る第7話の最後に挿入されたQueenの曲の日本語訳/意味は?

ライブバージョンもいいんですよね〜。

Brian May(ブライアン・メイ)のピアノとフレディーの歌声でしっとり始まって、ギターソロが入るところでブライアンがギターを演奏し出し、フレディーがピアノを弾きだす…。

ブライアンはギターを持ちながらピアノを弾いていたんですね〜。

やっぱり、ライブはいいですね♪

そんなことはさておき、日本語訳の歌詞を見てみましょう。

Save Me
邦題:セイヴ・ミー

(日本語訳)
最初はうまくいっていたんだ
みんながパーフェクトなカップルだって言ってたもの
僕は君の輝きと愛をまとっていたんだ
どんなに君を愛していたことか
どんなに涙を流したことか

慈しみと献身の年月は
偽りでしかなかったようだ
長い間嘘にまみれた生活だった
「死ぬまで愛してる」なんてさ

救って、僕を救って、救っておくれよ
一人ぼっちじゃ生きて行けないよ
救って、僕を救って、救っておくれよ
僕にはもう何もないし、帰るべき家もない

また一からやり直すのさ
思い出は全て消し去るんだ
新しい誰かと出会うために
全部無駄だったのかな
あの愛は全て…

首をくくって広告を出そう
「魂売ります、貸します」って
僕には心なんてなくて、体の中は冷え切っているし
なんの意思もない

救って、僕を救って、救っておくれよ
一人ぼっちじゃ生きて行けないよ
救って、僕を救っておくれよ
僕にはもう何もないし、帰るべき家もない

毎晩泣いて
まだあの嘘を信じているんだ
「死ぬまであなたを愛してる」って

救って、僕を救って、救っておくれよ
救って、僕を救って、僕を救っておくれよ
僕を一人ぼっちにしないでおくれよ
救って、僕を救っておくれよ
僕にはもう何もないし、一人ぼっち

セイヴ・ミー 作詞/作曲 ブライアン・メイ

うわぁ〜ガチで別れの歌だ〜。

「Save Me」が繰り返されることで、別れた相手のことが忘れられなくて苦しいっていう切ない気持ちがひしひし伝わってきますね。

心の叫びっていう感じですね。

途中で変調するあたりがやっぱりQueenっぽい。

失恋した時に聴いたら、どハマりしちゃいますね。

それでは次に、この歌が第7話の最後に挿入された意味について見てみましょう。

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腐女子うっかりゲイに告る第7話の最後に挿入されたQueenの曲とストーリーの関係

第8話(最終回)の予告編のような感じのところにさらっと挿入されていたので、てっきり第8話の挿入歌になると思っていましたが違いましたね。

さて、今回の「Save Me」は、ある意味第8話の伏線になっていると言えそうです。

第8話(最終回)をすでにご覧になった方はもうご存知だと思いますが、この曲は、一人ぼっちになってしまったファーレンハイトの心の叫びだったのかなぁと想像します。

ファーレンハイトは、自分がゲイだという事実を、最も身近な存在である家族にさえも受け入れてもらえず、とても苦しい思いをしていました。

そして彼はほんの中学生。

恋人はAIDSで亡くなってしまったー。

きっと深い孤独を感じたのでしょう。

中学生にして死を選んだファーレンハイト、とても大切な存在だった紗枝、親友の亮平、そして恋人のマコトー。

純にもたくさんの別れがありましたが、純は全く一人ぼっちではありませんでしたから、純の心の叫びではないのかなと思いまして。

本当の自分を知った母・陽子(安藤玉恵さん)も純を受け入れ、恋人になり損ねた紗枝も、ゲイを隠し続けてきた幼馴染の亮平も、純を見捨てることはしませんでしたから。

純は、命を盾に自分を認めさせたと思っているようですが、それでもやっぱり生きていて良かったなと思います。

ファーレンハイト、もっと自分の弱さを純にさらけ出していたら、違った景色が見えたかもしれないのに、若すぎだし、残念です。

腐女子うっかりゲイに告る第7話の最後に挿入されたQueenの曲のまとめ

第7話の最後に挿入されたQueenの曲は、

「Save Me」

浅原ナオト先生原作の「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」には出てこないQueenの曲で、一人ぼっちになって自ら命を絶ってしまった、中学生のファーレンハイトの心の叫びがよく表現されていましたね。

先日ドラマは完結してしまいましたが、再放送も決定しているようなので、挿入されたQueenの歌の意味を知ってからもう一度見ると、視点が変わって面白いかもしれませんね。

他にも当ブログでは、ドラマの回ごとのあらすじ/ネタバレと一緒に、その回のQueenの挿入曲についても一曲ずつ紹介させていただいておりますので、再放送をご覧になる予定の方は、予習も兼ねて覗いてみてくださいね♪

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