先日の「すでに離婚していた」報道でメディアでよく宇多田ヒカルさんを見かけますね。
その宇多田ヒカルさんの曲で、2017年12月に配信となった「あなた」に宇多田ヒカルさんの母性が溢れていると話題になりましたが、「道」という曲にも宇多田ヒカルさんの本音が込められているらしいのです!
そんな訳で、この曲「道」の歌詞の意味を調べてみました。
宇多田ヒカルさん作詞・作曲「道」について
宇多田ヒカルさんの「道」は自身の6作目となるアルバム「Fantôme」の1曲目に収録された曲です。
「Fantôme」は、2016年9月28日にリリースされました。
このアルバム「Fantôme」はお亡くなりになったお母様に捧げる作品として作られたそうです。
「道」はリズムのいい明るい曲調でアルバムのタイトルから想像してしまうような暗い感じを一蹴してしまうような爽やかな曲です。
「道」はシングル曲としてはリリースされておりませんが、サントリー「南アルプスの天然水」のCM曲となったのでおなじみの方も多いかもしれませんね。
このCMに宇多田ヒカルさん本人が出演した事でもずいぶん話題になりました。
さて、それでは気になる「道」の歌詞を見てみましょう。
宇多田ヒカルさん作詞・作曲「道」の歌詞とは
それでは「道」の歌詞を見てみましょう。
作詞・作曲 Utada Hikaru
”黒い波の向こうに朝の気配がする
消えない星が私の胸に輝き出す
悲しい歌もいつか懐かしい歌になる
見えない傷が私の魂彩る
転んでも起き上がる
迷ったら立ち止まる
そして問う あなたなら
こんな時どうする
私の心の中にあなたがいる
いつ如何なる時も
一人で歩いたつもりの道でも
始まりはあなただった
It’s a lonely road
But I’m not alone
そんな気分
調子に乗ってた時期もあると思います
人は皆生きてるんじゃなく生かされてる
目に見えるものだけを
信じてはいけないよ
人生の岐路に立つ標識は
在りゃせぬ
どんなことをして誰といても
この身はあなたと共にある
一人で歩まねばならぬ道でも
あなたの声が聞こえる
It’s a lonely road
You are every song
これは事実
私の心の中にあなたがいる
いつ如何なる時も
どこへ続くかまだ分からぬ道でも
きっとそこにあなたがいる
It’s a lonely road
But I’m not alone
そんな気分”
(出典:道/作詞・作曲 Utada Hikaru)
宇多田ヒカルさん作詞・作曲「道」の歌詞の意味
宇多田ヒカルさんの「あなた」が子どもに対する愛を歌った曲なのに対して、この「道」という曲は、娘として母親に語りかけているような印象を受けました。
母親の藤圭子さんは2013年8月22日にお亡くなりになっていますが突然愛する人を失った悲しみや心の痛みを乗り越え新しい人生のスタートを切ることができたんだなぁと感じました。
実際、この宇多田ヒカルさん作詞・作曲の「道」はお亡くなりになったお母様の想いや思い出を胸にこれからの人生を歩んでいくのだという意味があるそうです。
“どんなことをしても誰といてもこの身はあなたと共にある”
という歌詞が母親への強い愛情や親子の絆を感じさせます。
たとえ姿形がなくなったとしても、想いは生きている人の中で生き続けるんだと改めて考えさせられました。
私はとてもおばあちゃん子だったんですけれど、おばあちゃんの想いは亡くなった今も、私の中でずっと温かく留まってくれていると感じ胸が熱くなりました。
私は一人ではないと勇気づけられる曲です。
皆さんも歌詞の意味を踏まえてもう一度聞いてみてくださいね。