相棒シーズン14から、杉下右京(水谷豊さん)の4代目新相棒となった冠城亘(反町隆史さん)。
警察官ではない異色の相棒として話題になりました。
4代目相棒を決定する際、仲間由紀恵さんが新相棒として有力でしたが、仲間由紀恵さん側の都合がつかず他のキャストを探していたという噂がありましたよね。
それで反町隆史さん演じる冠城亘はワンシーズンのみの相棒とまで囁かれました。
それが今現在シーズン16まで3シーズン登場しており大活躍なのであります。
シーズン17にももちろん登場予定の冠城亘ですが、一体どんなキャラクターなのでしょうか。
シーズン17に入る前の復習も兼ねて、早速見てみましょう。
相棒歴代キャスト反町隆史さん演じる冠城亘という人物
冠城亘は1975年2月9日生まれで、東京都港区北麻布に在住。
早慶大学法学部法律学科を卒業して法務省に入省。
法務省のキャリア官僚、法務省法務事務次官の日下部彌彦(榎木孝明さん)にかわいがられていました。
人事交流という名目で警視庁に出向しましたが、「客人扱い」で現場に興味があっても関わることができずに暇を持て余す毎日。
それが杉下右京と関わることで、事件にも関わることに。
杉下右京と数々の事件を解決する冠城亘でしたが、ある事件で裁判所からの令状の発行を阻止するという「捜査妨害」をしたことが発覚。
法務省へ帰任させられるとともに、地方へ転勤させられる可能性が高くなった冠城亘は、日下部彌彦から天下りの斡旋を受けて、警察学校を経て晴れて警察官に。
当初捜査部署への配属は一切認めないと上層部から圧力がかかり広報部へ配属となりましたが、捜査に関わるため広報課課長の社美彌子(仲間由紀恵さん)に直談判。
社美彌子の依頼を受けた甲斐峯秋(石坂浩二さん)の根回しで特命係に配属されたのでした。
事件に関しては純粋な興味を示し、真実の究明のために利用できるものは上司でもなんでも臆せず利用するという大胆不敵な性格。
遊び人気質をたびたび現し、惚れっぽく、「花の里」の女将幸子にも気があるよう。
捉えどころがなく飄々として、おどけた仕草や芝居掛かった物言いをするが、実は頭脳明晰。
理不尽な犯罪には激しく憤ったり、他の人に情をかけたりするロマンチスト。
元はキャリア官僚で現場経験がありませんでしたが、神戸尊(及川光博さん)のように死体を見て気分が悪くなるようなこともなく、格闘能力も高い。
顔も頭も良く、格闘もOKという刑事の理想像のようなキャラクターなのです。
ただ、そんな冠城亘にも弱点があり、幽霊や心霊といったことが大嫌いで、そういった話になると本気で怒る面も。
コーヒーが大好きで、コーヒーミルから豆を挽くほどの本格嗜好。
冠城亘の淹れるコーヒーが美味しいので、角田課長(山西惇さん)が頻繁にもらいに来る。
杉下右京を「ミスターデンジャラス」と呼ぼうとしましたが、当人に却下されたため、亀山薫(寺脇康文さん)と同じように「右京さん」と呼ぶことに。
今となっては杉下右京の良い相棒ぶりを発揮していますが当初はそうではなかったんですよね〜。
それでは、今度は杉下右京と冠城亘の出会いについて見てみましょう。
相棒歴代キャスト反町隆史さん演じる冠城亘と杉下右京の出会い
人材交流で警視庁に出向した冠城亘でしたが、存在を持て余されすることが全くない毎日。
当時無期停職処分を受けていた杉下右京はイギリスのスコットランドヤードで捜査協力をしていたため、特命係は空き部屋に。
冠城亘は空き部屋となった特命係で毎日暇をつぶしていたのでしたが・・・。
そんな時に、法務省が管轄する西多摩刑務所内で殺人事件が発生。
冠城亘は法務事務次官の日下部彌彦より事件に関わるように指示を受ける。
オブザーバーとして捜査一課の伊丹(川原和久さん)とともに取り調べに当たることに。
一方、イギリスから帰国した杉下右京は、鑑識の米沢守(六角精児さん)の手引きで警視庁内に入り、特命係の部屋を訪れることに。
取り調べを終え、特命係に戻って来た冠城亘は紅茶を入れている杉下右京に遭遇。
捜査一課の伊丹から「特命係には以前魔物が住んでいた」と聞かされていた冠城亘は、紅茶を淹れているその男こそが例の魔物だと気づく。
鑑識の米沢から刑務所内で起きた事件のことを聞いていた杉下右京は事件が気になり、捜査権がないにもかかわらず冠城亘と一緒に捜査をすることに。
この事件がきっかけとなり、甲斐峯秋の力で特命係に復帰することになった杉下右京は冠城亘とともに捜査をし続けることになったのでした。
周りから杉下右京は危険人物だと再三警告されていた冠城亘でしたが、全く意に介さず杉下右京に積極的に近づこうとしていました。
木札を自分で作ったりしてお茶目な面がありましたね。
当初は、杉下右京の真似をしたり失礼な態度を取っていたため、度々杉下右京を不快にさせていました。
杉下右京は冠城亘との関係を「相棒」ではなくしばらく「同居人」と呼んで、冠城亘を遠ざけていましたね。
杉下右京は冠城亘に「(杉下右京を危険人物と)知って絡む以上、ヤケドする方にも責任がありますから」というセリフは印象的でした。
信頼していた前回の相棒が「ダークナイト」という犯罪者になってしまったことへの責任や悲しみが見えるセリフでしたね〜。
そんな冠城亘はシーズン15で晴れて警察官となり、杉下右京の相棒として今のところ大火傷することもなく杉下右京と一緒に事件を解決しています。
シーズン17も楽しみですね!
まとめ
反町隆史さん演じる冠城亘ですが、シーズン14では時々英語を交えて人をからかったり、女性にビンタされるシーンなどもあって、とてもおちゃらけたキャラクターでした。
今まで「2枚目」キャラクターを演じ続けてきた反町隆史さんが、吹っ切れたように3枚目のキャラクターを見事に演じていて、俳優として一皮むけたなぁと感じていました。
冠城亘が杉下右京を狼狽させるような言動は本当に大好きでした。
それが、シーズン15からはおちゃらけ度がグッと下がった感じがします。
噂では、冠城亘の失礼極まりない言動が不快と視聴者からの意見があったとか。
不快にさせるほど、演技がしっかりしていたと私は見ていますがね〜。
あの軽〜い感じが見られなくなって残念です。
さてさて、巷では杉下右京の定年退職説も出ていて、シーズン17ではどんな展開になるのか今からドキドキです。
過去の放送に、何か伏線があるかもしれませんね。
シーズン17の放送まで、今までの相棒を復習しなきゃ!
2代目相棒の神戸尊や3代目相棒甲斐享(成宮寛貴さん)よりも長く相棒を務めることになる冠城亘の活躍を心から応援していますよ〜!
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